本日は、将軍（加藤隆伸/加藤将軍）の「圓豪（えんごう）PROJECT」についてです。
「ワールドリユースシステム」や「Re:Bone」といった物販系商材を販売している将軍（加藤隆伸）による新たなオファーですが、記事執筆時点では、全国各地で説明会が順次開催されている段階であり、具体的なプロジェクトの詳細はまだ明らかになっていません。
本記事では、「圓豪PROJECT」発起人である将軍（加藤隆伸）や、販売業者である「株式会社GENERAL HAWK」について簡単にまとめています。
本案件を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
圓豪PROJECT とは
本案件は、ROYALTYのLINEから誘導されたものです。
誘導されたページはシンプルで、「資金ゼロでインバウンドと円安の歪みを活用し、毎月1000万円」「一撃1億円の収入を生み出す人々を排出する禁断のプロジェクトがついに始動」など、抽象的なフレーズが並んでいるだけでした。
上記ページからLINEへ登録すると、次のステップとして新たなページへ誘導されました。
そこに登場したのが、ワールドリユースシステムの「将軍」こと加藤隆伸（加藤将軍）です。
ページ内には「圓豪PROJECT」の説明動画があり、その内容を要約すると以下のようになります。
- 「圓豪」は巨万の富を築く集団のこと。
- 将軍（加藤隆伸/加藤将軍）は、「圓豪」の総帥と出会って、弟子入りした。
- 「圓豪」は元手ゼロで短期間のうちに億万長者となり、権利収入と一撃収入の両方を手にしている。
- 2025年は円安とインバウンド需要の高まりで、大きなビジネスチャンスが訪れる。
- この情報はネットで公開できないため、極秘説明会を開催する。
要するに、「圓豪」という謎の成功者集団が存在し、莫大な収益を得ている。そのメソッドを特別に公開し、限られた人数だけにネットワークを広げる——という内容のようです。
この説明だけでも、十分に怪しさを感じたのは筆者だけではないはずです。
サーバー・ドメイン情報
以下、2025年2月20日時点のセールスページのサーバー・ドメイン情報です。
| ドメイン | lightn5.com |
| サーバーIP | 18.66.112.84 |
| ISP | Amazon.com, Inc. |
| ドメイン取得日 | 2022年12月8日 |
| SSL証明書の種類 | Amazon |
ドメイン（lightn5.com）は、数々の商材で何度も使用されているドメインです。
本ブログでも、lightn5.comドメインを使用している商材を度々取り上げています。
どの商材も、おすすめとは言えないものでした。
先に上げた、ROYALTYに加え、GRANT、MASTER PIECE、REVERSE、LiNK、BREAKER、EVER、SHAREといった商材とも、様々な繋がりが認められます。
こうした商材と関係があることも、「圓豪（えんごう）PROJECT」を避けるべき理由の一つと言えるでしょう。
特定商取引法の表記
以下「特定商取引法に基づく表記」に記載されている項目です。
| 販売者名 | 株式会社GENERAL HAWK |
| 代表取締役 | 加藤隆伸 |
| 所在地 | 〒259-1133 神奈川県伊勢原市東大竹1丁目21番3 |
| 電話番号 | 046-364-2837 受付時間12時〜17時(土日祝休み) |
特定商取引法（特商法）とは
特定商取引法は、消費者トラブルがおこりやすい取引類を対象に、消費者の利益を守るために定められた法律です。
重要事項を表示することを義務付け、また、虚偽・誇大な広告を禁止しています。
特商法の表記があるから絶対安心というわけではありませんが、販売業務を行うにあたっては表記が義務付けられているので、特商法の表記がないものには注意が必要です。
特定商取引法（特商法） クリックで詳細表示
特定商取引法に基づいて、インターネット上の取引では
- 販売価格（役務の対価）（送料についても表示が必要）
- 代金（対価）の支払時期、方法
- 商品の引渡時期（権利の移転時期、役務の提供時期）
- 申込みの期間に関する定めがあるときは、その旨及びその内容
- 契約の申込みの撤回又は解除に関する事項（売買契約に係る返品特約がある場合はその内容を含む。）
- 事業者の氏名（名称）、住所、電話番号
- 事業者が法人であって、電子情報処理組織を利用する方法により広告をする場合には、当該事業者の代表者又は通信販売に関する業務の責任者の氏名
- 事業者が外国法人又は外国に住所を有する個人であって、国内に事務所等を有する場合には、その所在場所及び電話番号
- 販売価格、送料等以外に購入者等が負担すべき金銭があるときには、その内容及びその額
- 引き渡された商品が種類又は品質に関して契約の内容に適合しない場合の販売業者の責任についての定めがあるときは、その内容
- いわゆるソフトウェアに関する取引である場合には、そのソフトウェアの動作環境
- 契約を２回以上継続して締結する必要があるときは、その旨及び販売条件又は提供条件
- 商品の販売数量の制限等、特別な販売条件（役務提供条件）があるときは、その内容
- 請求によりカタログ等を別途送付する場合、それが有料であるときには、その金額
- 電子メールによる商業広告を送る場合には、事業者の電子メールアドレス
などの表記が義務付けらています。
参照：特定商取引ガイド
株式会社GENERAL HAWKとは？
販売事業者である「株式会社GENERAL HAWK」について調べてみました。
「株式会社GENERAL HAWK」名義で販売されている情報商材としては、「クラウドファンディングアカデミー」「Re:Born（リボーン）」「クラファンマスターテンプレート」といった、物販系商材があります。
株式会社GENERAL HAWK
・法人番号指定年月日 平成28年（2016年）5月11日
・法人番号 2180001123243
・本店又は主たる事務所の所在地 神奈川県伊勢原市東大竹１丁目２１番地３ラ・ポール田中２０１号室
「株式会社GENERAL HAWK」は、設立から8年が経過している法人です。
現在の住所は「神奈川県伊勢原市東大竹１丁目２１番地３」ですが、以前は愛知県名古屋市が所在地となっていました。
平成29年までの住所「愛知県名古屋市中区栄３丁目１５番２７号いちご栄ビル９Ｆ」には、平成27年から昨年5月まで「株式会社ライトニングプレミアム」（現在の社名：株式会社アシスト）が存在していました。
「株式会社ライトニングプレミアム（現：株式会社アシスト）」は、「坂本よしたか」によって設立された会社で、数々の情報商材を販売している企業です。（坂本よしたかについてはこちらをご覧ください）
このことから、「株式会社GENERAL HAWK」と「株式会社ライトニングプレミアム」は、ある期間において同じ所在地を使用していたことが分かります。
圓豪（えんごう）PROJECT発起人 将軍（加藤隆伸/加藤将軍）とは
説明動画に登場する、将軍（加藤隆伸/加藤将軍）ですが、「坂本よしたか」の「TBGC(トップバイヤーゴールデンクラブ)」で講師を担当していたことがあり、自身も物販系商材を販売しています。
詳しくは、「ワールドリユースシステム」の検証ページにまとめていますので、そちらを参照ください。
【総評】圓豪（えんごう）PROJECTについて
「圓豪（えんごう）PROJECT」は、インバウンドや円安といった時流を捉えたビジネスチャンスを強調し、大きな収益を得られるとうたっています。
しかし、その具体的な仕組みや収益モデルは、リアルな説明会に参加しないと分からず、公開情報だけでは信憑性を判断することが難しいのが現状です。
ただ、関連がうかがえる人物、企業、商材の評判や過去の検証結果を鑑みると、「圓豪（えんごう）PROJECT」への参加は見送るべきでしょう。
参加を検討している方は、今一度、冷静に情報を精査し、リスクを十分に理解した上で、慎重に判断することをおすすめします。
以上、株式会社GENERAL HAWKの「圓豪（えんごう）PROJECT」 についてでした。
