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EVER(エバー)│株式会社one天内碧海,五十嵐レオンの自動売買システムをおすすめしない理由

EVER
引用元:https://ever-igarashi.com/lp/lp1h/

本日検証していくのは、リターン拡張型完全自動トレードシステム「EVER」です。

ASI(人工超知能)を搭載した投資システムで完全自動、ワンタップで2,200万円の利益を生み出せるんだとか。

目次

EVER(エバー) セールスコピー

まずは、セールスページからいくつかコピーをピックアップしてみます。

  • スマホ1台×ワンタップ
  • リターン拡張型完全自動トレードシステム
  • 加速度的に利益が拡張ASIテクノロジーを搭載
  • 1タップ2,200万円
  • EVERとはボタン1つで世界水準の投資取引が再現されるシステム。
  • すべての取引がスマートフォン1つで完結しさらには完全自動。
引用元:https://ever-igarashi.com/lp/lp1h/

EVERは、完全自動売買のトレードシステムであることがわかります。

超人工知能を搭載した自動売買システムらしい

ページ内には「◯月◯日限定」と、本日の日付が表示されているため「今日申し込まなければ受け取れなくなる」と勘違いしてしまうかもしれませんが、これは本日の日付(パソコンの日付)を自動取得しているだけです。
(パソコンの日付を変更してからページを更新するとページ内の日付も変わります)

EVER(エバー)は自動売買システム?

ページに掲載されたスマホ画像から、何らかの自動売買のシステムであることが予測できます。

EVER
EVER
引用元:https://ever-igarashi.com/lp/lp1h/

自動売買ツール(EA)であれば、ツールの購入費が発生すると考えられますが、EVERには以下のような表記が見られます。

EVER
EVER
引用元:https://ever-igarashi.com/lp/lp1h/

口座開設・口座維持・ネット入金・出金申請は、証券会社(ブローカー)との契約なので、EVER側が0円をうたうのは違和感があります。
月額費用、サポートについては0円とのことですから、やはり買い切りの自動売買ツールでしょうか?

EVER(エバー) サーバー・ドメイン情報

以下は、2024年7月29日時点のサーバー、ドメイン情報です。

ドメインever-igarashi.com
サーバーIP162.43.101.70
ISPXserver Inc.
ドメイン取得日2024年7月17日
SSL証明書の種類ドメイン認証型(Let’s Encrypt)

ドメイン取得は、10日ほど前。
公開されたばかりのオファーです。

また同じサーバー内には、松本慎也のSHARE森川和樹のROYALTY坂井彰吾のVICTOR武田優吾の神威といった商材のページも格納されています。

これらの案件は、同じサーバーにWEBページが格納されているため、管理者や運用者が同一である可能性が高く、何らかの関連があることが考えられます。

どのオファーも、オススメできないものだよ。

EVER(エバー) 特定商取引法の表記

以下「特定商取引法に基づく表記」に記載されている項目です。

販売者名株式会社one
代表取締役天内 碧海
所在地〒108-0014 東京都港区芝5-1-12 KOWAビル5F
電話番号03-6824-0904 

入口となるページには、、4項目のみで構成された簡単な特商法。
EVERの販売価格が記載されていないためでしょう。
最終的な募集ページにて項目が追加された特商法ページが公開されますが、自動売買システムを扱っているわけですし、結局無料ではないわけですから、上記4項目のみの記載では不十分と見られても仕方ありません。

特定商取引法(特商法)とは

特定商取引法は、消費者トラブルがおこりやすい取引類を対象に、消費者の利益を守るために定められた法律です。
重要事項を表示することを義務付け、また、虚偽・誇大な広告を禁止しています。
特商法の表記があるから絶対安心というわけではありませんが、販売業務を行うにあたっては表記が義務付けられています。

特定商取引法(特商法) クリックで詳細表示

特定商取引法に基づいて、インターネット上の取引では

  • 販売価格(役務の対価)(送料についても表示が必要)
  • 代金(対価)の支払時期、方法
  • 商品の引渡時期(権利の移転時期、役務の提供時期)
  • 申込みの期間に関する定めがあるときは、その旨及びその内容
  • 契約の申込みの撤回又は解除に関する事項(売買契約に係る返品特約がある場合はその内容を含む。)
  • 事業者の氏名(名称)、住所、電話番号
  • 事業者が法人であって、電子情報処理組織を利用する方法により広告をする場合には、当該事業者の代表者又は通信販売に関する業務の責任者の氏名
  • 事業者が外国法人又は外国に住所を有する個人であって、国内に事務所等を有する場合には、その所在場所及び電話番号
  • 販売価格、送料等以外に購入者等が負担すべき金銭があるときには、その内容及びその額
  • 引き渡された商品が種類又は品質に関して契約の内容に適合しない場合の販売業者の責任についての定めがあるときは、その内容
  • いわゆるソフトウェアに関する取引である場合には、そのソフトウェアの動作環境
  • 契約を2回以上継続して締結する必要があるときは、その旨及び販売条件又は提供条件
  • 商品の販売数量の制限等、特別な販売条件(役務提供条件)があるときは、その内容
  • 請求によりカタログ等を別途送付する場合、それが有料であるときには、その金額
  • 電子メールによる商業広告を送る場合には、事業者の電子メールアドレス

などの表記が義務付けらています。

参照:特定商取引ガイド

株式会社ONE

販売会社である「株式会社ONE」は、AI即金ナビゲーターの販売会社です。

AI即金ナビゲーターの記事については検証記事の削除要請がありました。
記事の編集を行う時間もなかったので、記事内容を丸ごと削除しましたが、はたして本記事にも削除要請が行われるでしょうか?

商材を検証するにあたり、各画像や文章の引用は目的上正当な範囲内(著作権法32条1項で定められた範囲内)で行っており、引用元を明らかにします。
掲載の検証内容につきましては、筆者の主観による見解です。

以下、「株式会社ONE」についての情報です。

国税庁法人番号公表サイト情報

株式会社ONE
・法人番号指定年月日 令和4年(2022年)12月6日
・法人番号 3010401171171
・本店又は主たる事務所の所在地
 東京都港区芝5丁目1-12

2022年末に法人番号指定されており、翌年2023年10月5日に「東京都港区芝3丁目6-10芝NAビル6F」から現住所へ移転しています。

検索したところ、AI即金ナビゲーターの他にも、米澤蓮のADVANCEといった商材の販売元ともなっていたようです。

EVER(エバー)開発者、五十嵐レオンは存在しない?

投資システムEVERの開発者は、五十嵐レオンという人物です。

五十嵐レオン
五十嵐レオン
引用元:https://ever-igarashi.com/lp/lp1h/

この男性が、世界基準の投資をスマートフォンで再現する「EVER」を開発したとの触れ込みですが、この男性の経歴や名前は虚偽である可能性があります。

というのも、五十嵐レオンは、THE SHIPという商材の開発者「アラン・ソリマチ」という男性にそっくりなのです。

THE SHIP第1話
THE SHIP第1話
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=-2NcuYJ_dmU

見た目だけでなく声や喋り方もそっくりです。

試しに2人の顔写真を使って、AIで顔の類似度判定を行ってみたら
顔の類似度:96%, 2枚の写真は同じ人
という結果になりました。

さらに調査を行ったところ、この男性の写真が使用されたWEBサイトを複数見つけることができました。

同じ男性と思われるモデルが掲載されたWEBページ
同じ男性と思われるモデルが掲載されたWEBページ

フォトストックサービスShutterstockでも、この男性に似たモデル写真が掲載されています。

Shutterstock
Shutterstock
引用元:https://www.shutterstock.com/

これらのことから、EVERの五十嵐レオンは、本オファー宣伝のために雇われた人物で、後ほどふれる動画内で行われる説明についても台本が用意されていると考えるのが妥当でしょう。

EVER(エバー)に登録してみた

スマートフォン

EVERがどのような自動売買システムなのか、実際にメール、LINE登録を行ってみました。

登録後に送られてきた1話目の動画では、EVERが人工超知能(ASI)を搭載したシステムでありスマホをワンタップするだけで利益をあげられるとの説明が行われます。

EVER
EVER
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=RI-m1wrFxrY

実績といっても、上記はスマホのキャプチャ画面ですので稼げる証拠とはなりません。
こういった画像は画像編集ソフトで簡単に作成できます。

自身の銀行口座残高をスマホで見せてくれるのですが、スマホの画面をカメラに見せればいいのに、なぜかキャプチャ画像が映し出されるだけ。

そして、一番の疑問はブローカーの取引口座を見せてくれないことです。

せっかく動画を配信するのですから、自身の銀行口座の画面ではなく、実際に自動売買システムを使用して得た利益がある、ブローカーの口座画面をカメラに見せればいいのに不思議です。

もしや、証券口座持ってないの?

2話の動画で、EVERがゴールドの自動売買システムであることが明かされます。

EVER第2話
EVER第2話
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=ogEHmAbPqyE

EVERは、ゴールドのトレードで利益を生み出すシステムということです。

EVER(エバー)の使用は無料ではない

価格

EVERシステムを使用するには、エル・ドラドと言う名のコミュニティに参加する必要があります。

その価格は一括払いの場合

248,000円(税込)

個人的に、この価格を支払ったところで実力のあるシステムが提供されることはないと感じています。

システムの販売価格ではなくコミュニティ参加費用としているところにも注意が必要でしょう。

株式会社oneは投資助言・代理業者ではない

EVERを使用するためには、いわゆる会員制のコミュニティに参加する必要があるわけですが、コミュニティ参加者にシステムをレンタルする形式になると考えられます。

金融庁サイトによると、会員登録不要で、売買ツール単体(スタンドアローン型)を売り切り価格で販売する場合であれば、投資助言・代理業の登録は不要と解釈できます。
しかし、会員制でシステムを貸し出す場合、投資助言・代理業者に該当すると考えられます。

以下は、北海道財務局サイトでの注意喚起です。

北海道財務局ホームページより
北海道財務局ホームページより
引用元:https://lfb.mof.go.jp/hokkaido/kinyu/jouhou/fx-attention.html

金融庁サイトで確認しましたが、販売会社である「株式会社one」は、投資助言・代理業の許可を受けた業者ではありません。

登録業者と取引を行う際でも投資にはリスクが伴いますが、無登録業者との契約はさらに大きな危険を伴います。

EVER(エバー)の総評

総評

管理人の意見としては、もちろんオススメできません。

正直、EVERと同じサーバーに格納された商材を見ただけで、このオファーはオススメしません。
開発者の五十嵐レオンも、このオファーのために用意された役でしょうし、実績等も信憑性はありません。

自動売買は悪いことではありませんが、知識がないとリスクが高まる可能性があります。
自動売買システムを利用する際は、システムの性能や設定を十分に理解し、リスク管理を徹底することが重要です。
利用する際は、定期的な監視と調整を行うことを心がけましょう。

以上、「EVER」についてでした。

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この記事を書いた人

このブログは、管理人による日々の商材観察を記録する観察日記です。
商材のことを調べていて当ブログにたどり着いた方の参考になれば幸いです。

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