本日は、月30〜100万の収入が得られる「AUTO-SELLマシーン」という商材について取り上げたいと思います。
自動収入を得られるマシーンが無料公開だって
ん?どこかで見たような。。。
AUTO-SELLマシーン セールスコピー
まずは、セールスページのコピーをピックアップしてみます。
引用元:https://lightn5.com/ishihara-jido/lp/lp2h/
- 今こそ確実堅実に毎月30万円〜毎月100万円の自動収入
- 1日わずか20分の簡単コピペ作業
- インターネット上に自動販売機を設置してあなたも自動収入を毎月受け取りませんか!?
- 「AUTO-SELLマシーン」は希少性が高い為、最数限定となっております!
セールスページだけど、10パターンも見つけたよ。
AUTO-SELLマシーンのセールスページを10種類も発見
URLを少し変更するだけで、10パターンのセールスページを見つけることができました。
これらを見てみると、過去に検証した案件との繋がりが見えてきます。
- (2)のページにあるパーツの作りが、「全自動10秒錬金ロボ」「1分リッチLINEアラート」「おまかせ資産ブースター搭載パソコン」などのページにあるパーツと同じ
- (4)のページは、坂本よしたかの「他力ヘブンズ」と似たようなデザイン
- (5)〜(10)ページ内の対談動画の人物は、坂本よしたか繋がり
対談動画に出てくる人物が・・・
上記、セールスページ(5)〜(10)は、対談動画に出てくる人物のメルマガや公式LINEアカウントから誘導されるページです。
それぞれの人物ですが、「他力ヘブンズ」の坂本よしたかと関係があると思われる人物達です。
「坂本よしたか」については「他力ヘブンズ」のページをどうぞ。
少し調べただけでも、何らかの関係性がありそうなことが分かります。
- 荒本剛志
-
「全自動10秒錬金ロボ・リッチ量産プロジェクト」の開発者を名乗る人物。セールスページのドメインにlightn(lightn2.com)が含まれる。
- RYU
-
「LINE×ブックマーク」を販売。こちらもセールスページのドメインにlightn(lightn5.com)が含まれる。
- 新田零次
-
「円安バブル×輸出ビジネス」を販売。こちらもセールスページのドメインにlightn(lightn5.com)が含まれる。
- NOBU
-
「全自動インサイダーロボ」を販売。こちらもセールスページのドメインにlightn(lightn5.com)が含まれる。
- HIDEKI
-
「100万円プラットフォーム」を販売。坂本よしたかが主催するコミュニティで講師を担当。「100万円プラットフォーム」の運営統括責任者は坂本よしたか。
- 将軍(加藤将軍)
-
「クラウドファンディングアカデミー」を販売。坂本よしたか主催のTBGCで講師を担当。
サーバー・ドメイン情報
以下、2023年2月19日時点のサーバー・ドメイン情報です。
ドメイン | lightn5.com |
サーバーIP | 18.66.112.84 |
ドメイン取得日 | 2022年12月8日 |
SSL証明書の種類 | ドメイン認証(AWS Certificate) |
同一ドメインのサイト
lightn5.comでは、以下サイトを確認済みです。
特定商取引法の表記
会社名 | 株式会社Seven stud |
---|---|
会社代表者名 | 代表取締役 下田隆 |
電話連絡先 | 052-756-3733 |
会社住所 | 愛知県名古屋市名駅2丁目9–14 第15平松OFFICE3F |
入口となるセールスページの特商法には、上記項目と「個人情報について」の表記しかありません。
価格、返金返品、サポートに関する記載は一切ありません。
商材の内容については、メールアドレス・LINE登録しないと分からないようになっています。
特定商取引法(特商法)とは
特定商取引法は、消費者トラブルがおこりやすい取引類を対象に、消費者の利益を守るために定められた法律です。
重要事項を表示することを義務付け、また、虚偽・誇大な広告を禁止しています。
特商法の表記があるから絶対安心というわけではありませんが、販売業務を行うにあたっては表記が義務付けられています。
特定商取引法(特商法) クリックで詳細表示
特定商取引法に基づいて、インターネット上の取引では
- 販売価格(役務の対価)(送料についても表示が必要)
- 代金(対価)の支払時期、方法
- 商品の引渡時期(権利の移転時期、役務の提供時期)
- 申込みの期間に関する定めがあるときは、その旨及びその内容
- 契約の申込みの撤回又は解除に関する事項(売買契約に係る返品特約がある場合はその内容を含む。)
- 事業者の氏名(名称)、住所、電話番号
- 事業者が法人であって、電子情報処理組織を利用する方法により広告をする場合には、当該事業者の代表者又は通信販売に関する業務の責任者の氏名
- 事業者が外国法人又は外国に住所を有する個人であって、国内に事務所等を有する場合には、その所在場所及び電話番号
- 販売価格、送料等以外に購入者等が負担すべき金銭があるときには、その内容及びその額
- 引き渡された商品が種類又は品質に関して契約の内容に適合しない場合の販売業者の責任についての定めがあるときは、その内容
- いわゆるソフトウェアに関する取引である場合には、そのソフトウェアの動作環境
- 契約を2回以上継続して締結する必要があるときは、その旨及び販売条件又は提供条件
- 商品の販売数量の制限等、特別な販売条件(役務提供条件)があるときは、その内容
- 請求によりカタログ等を別途送付する場合、それが有料であるときには、その金額
- 電子メールによる商業広告を送る場合には、事業者の電子メールアドレス
などの表記が義務付けらています。
参照:特定商取引ガイド
株式会社Seven studとは?
販売会社である「株式会社Seven stud」は、以前観察した「月収100万円勝ち確定サイト」の販売会社です。
・法人番号指定年月日 平成29年(2017年)12月1日
・法人番号 3180001130288
(ホームページによると法人設立年は2017年11月)
「株式会社Seven stud」は、SUNNYの「現金バズーカ」やHIDEKIの「LINEお宝アラート」などの販売会社でもあります。
SUNNYもHIDEKIも坂本よしたかとの繋がりがある人物。
以前の社名は、株式会社BANKER6
「株式会社Seven stud」は、令和3年(2021年)10月に「株式会社BANKER6」から社名変更を行っています。
「株式会社BANKER6」は、ちょっと検索しただけでも分かりますが、数々の怪しい商材を販売してきた会社です。
会社の評判が悪くなり、会社名を変更するのはよくある手口。
URL、banker6.bizの2021年9月16日時点の魚拓と2021年12月17日時点のホームページ魚拓です。
同じアドレスで会社名の変更が行われていることが確認できます。
株式会社Seven studの所在地は?
特商法に表記された住所(愛知県名古屋市名駅2丁目9–14 第15平松OFFICE3F)をGoogleストリートビューで確認してみると以下の建物が表示されます。
こちらの3階が会社所在地となっています。
石原ともゆきって誰?
以下は、セールスページや動画から本人によるプロフィールを抜粋したものです。
- 大学卒業後、30年近く不動産ビジネスに携わる
- 自身でも不動産を複数取得、自動収入の構築を研究
- 毎月420万円以上の家賃収入(自動収入の構築に成功)
- 資産3億円を突破
- インターネットビジネスにも参入し、7年間の研究で誰でも1日20分のコピペ作業で月収30〜100万円以上の自動収入を得る仕組みを開発
- 現在はビジネススクールの講師を務める
石原ともゆきのTwitterを見ると、「セルネット」という似たような商材を販売していることが分かります。
セルネットの販売会社は「株式会社HTホールディングス」
「株式会社HTホールディングス」といえば、あの土屋博嗣(土屋ひろし)が代表を務める会社。
facebookのカバー写真では、土屋ひろしと写真に収まっています。
土屋ひろしといえば、数々の情報商材を販売していた悪名高い「有限会社アクロサーブ」の創業者。
販売した商材がらみで集団訴訟をおこされている人物です。
【潜入】AUTO-SELLマシーンのLINEに登録してみた
検証のためにページ内でメールアドレスを登録すると、立て続けにLINE登録を促されます。
このページも先日観察した「全自動インサイダーロボ 」とデザインが同じですね。
LINEに登録してみます。
この後は、数日にわたりメッセージが届いて、長い動画を視聴させられると予想!
予想通りLINE登録すると長〜いメッセージが届き、別ページへ誘導されます。
ちなみに、メッセージはコピー防止なのか保存防止なのか、テキストで打たれておらず画像化されています。
なんだかどこかで見たような動画を視聴
関係があると思われる商材と同様、案内されたページでは長い長い動画を視聴することになります。
今回のインタビュー場所は、ホテルアラマンダ青山のスイートルーム。
インタビュアーを務めるのは、ナビゲーター稲毛。
分かっていましたが、動画の構成・キャプション・エフェクトに至るまで既視感満載。
動画内では、「インターネット上に自動販売機を設置する」「簡単なコピペ作業」などといった話は出てきますが、具体的な仕組みは分からないまま。
明日の20時に配信される動画で中身が明かされるようですが、果たして。
にしても、「完全ノーリスク」「絶対に損しない」などと言っちゃってますが大丈夫でしょうか?
AUTO-SELLマシーンは、プロダクトローンチ型商材
類似商材と同様、典型的なプロダクトローンチなので、数日に渡りメッセージや新たなページ(動画)リンクが届きます。
商品売り込みを行うにあたり、商品情報を小出しにしていくことで見込み顧客の購買意欲を高めていくマーケティング手法です。
無償のコンテンツを段階的に提供して、見込み顧客の熱量が高まったところで有料商品を売り込みます。
AUTO-SELLマシーン 2話・3話を視聴してみた
翌日に送られる2話、翌々日に届く3話も視聴してみます。
2話では、稼ぐ方法が「物販」であることが分かります。
具体的には、米Amazonの商品を日本のAmazonで無在庫転売する方法です。
Amazonが許可している無在庫販売は、卸売元から直接注文商品を配送するドロップシッピングによる無在庫販売のみです。
動画で説明されている転売方法は、厳密には規約違反ではありませんが、今後の規約変更などでNGとなる可能性はゼロではありません。
参照元:amazon seller centralドロップシッピングポリシー
動画では、どのようにAUTO-SELLマシーンを使って商品を出品するか、実際の画面を見せながら説明が展開されます。
3話では、AUTO-SELLマシーンを受け取るには、「自動収入オーナーズ」というコミュニティに参加しなければならないことが明らかになります。
AUTO-SELLマシーン(自動収入オーナーズ) の料金は?
AUTO-SELLマシーンを受け取るには、「自動収入オーナーズ」というコミュニティに参加することになるわけですが、動画内では、「申込み開始から4時間限定で割引!」「一括払いでさらに割引!」などテレビショッピングのような値下げが行われます。
サポート期間は5ヶ月とのことですので、5ヶ月間で以下の金額になると思われます。
支払い方法 | 参加費 |
---|---|
クレジット・銀行振込一括払い | 162,800円(税込) |
先行募集期間割引、一括払い特価、先着100人限定などと煽ってきますが、1ヶ月経った現在でも上記金額で募集継続中です。
申込みページには、価格が記載されているにも関わらず、特定商取引法の表記がありません。
稼げなければ全額返金保証などとも言っていますが、返金条件も不明です。
【ネタバレ】口コミやレビュー
商材についてネット検索してみましたが、売り出して間もないせいか、購入者の口コミは発見できませんでした。
反対に、注意喚起を行うブログはいくつかヒットします。
Amazonで無在庫転売を行うリスク
Amazonに限ったことではありませんが、AUTO-SELLマシーンのように価格比較を行い大量に商品を出品する無在庫転売は、かなりリスクがある手法です。
海外から仕入れると発送までの時間がかかるため、有在庫販売に比べると購入をキャンセルされる可能性が高くなります。
誰でも購入したら、なるべく早く手元にほしいですよね?
キャンセル率の高さ、発送までの期間が長いなどで、Amazonの調査対象となりアカウント停止や削除に追い込まれる危険性はゼロではありません。
特にAmazonでは、一度アカウントが停止されると復活するのは、ほぼ不可能。
その場合、入金前の売上も支払われず資金繰りが苦しくなるハメに。。。
こういったリスクを明かさずに、ノーリスクと言い切ってしまうのは如何なものでしょう?
AUTO-SELLマシーンの総評
管理人の意見としては、全くオススメできません。
似たような自動出品ソフトはもっと安価で存在していますし、そもそもAmazon無在庫転売はオススメしません。
関連性のある人物を見るだけでも眉唾ものですが、それ以前に、米Amazonを使った無在庫販売は、少なからずアカウント停止の可能性があるため、やめておいたほうが良いと思います。
AUTO-SELLマシーンを利用した転売では、購入品を一旦自宅で受け取って、もしくは業者を経由して発送することでAmazonの規約をクリアしているようですが、今後、規約が変更になれば一発アウト。
規約が変更されずともアカウントの評価が低下しやすい方法のため、Amazonから締め出しをくらう危険性は非常に高い。
特に新規アカウントで行う場合は、その可能性大です。
以上、「AUTO-SELLマシーン」についてでした。