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Fargo(ファーゴ)│沖中純一の投資をやめておいたほうがいい理由

Fargo
引用元:左)https://pz4ili.com/2o/2oqt/ 右)https://pz4ili.com/1b/4zcr/

本日の観察案件は、投資オファー「Fargo(ファーゴ)」です。

検証の結果、以前取り上げた「EQUITY(エクイティジャパン)」に似ている部分があり、注意が必要なオファーだと思われます。

目次

Fargo(ファーゴ) セールスコピー

それでは、セールスページからいくつかコピーを拾ってみます。

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引用元:https://pz4ili.com/2o/2oqt/
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引用元:https://pz4ili.com/1b/4zcr/

セールスページでは、「投資デモ」と称した投資に限定50名の募集が行われています。

投資商品に「元本保証」や「リスクゼロ」といった表現が含まれている場合、要注意です。
まともな投資商品であれば、そのような表現を使用することはありません。

元本保証の投資なんてありえないので、広告にそのような表現が含まれていれば疑うべきです。

Fargo(ファーゴ) サーバー・ドメイン情報

以下、2024年6月20日時点のサーバー・ドメイン情報です。

ドメインpz4ili.com
サーバーIP210.108.146.4
ISPLG DACOM Corporation
ドメイン取得日2024年5月16日
SSL証明書の種類ドメイン認証型(Let’s Encrypt)

サーバーがあるのは韓国。
ドメインは、日本国内で1ヶ月ほど前に取得されたばかりです。

EQUITY(エクイティジャパン)はSSL証明書無しでしたが、Fargo(ファーゴ)は無料のSSL証明書を取得しています。

両案件が同じと断言しているわけではありません。(似てるなぁ〜と思っているだけ)

Fargo(ファーゴ) 特定商取引法の表記

セールスページには運営者の情報など特商法の表記がありません。

LINE登録後に案内されたページに「特定商取引法に基づく表示」がありますが、誘導口となるページで直接販売を行っていないにせよ、投資商品を扱っているのに特商法の表記がないのは問題です。

以下、特商法の一部です。

販売業者Fargo
運営販売責任者沖中純一
本社所在地225 Liberty Street, New York, NY
電話番号0120-994-951

販売業者名が「Fargo」のみ。
しかも住所はアメリカのニューヨークになっています。
サーバーがあるのは韓国なのに、不思議ですね。

しかも問い合わせ先電話番号が0120で始まる日本国内のフリーダイヤルです。
日本法人が存在するのであれば、日本国内の住所を記載すべきですが、国内住所の表記はありません。

上記の特商法は主なものを一部抜粋して掲載しています。

特定商取引法(特商法)とは

特定商取引法は、消費者トラブルがおこりやすい取引類を対象に、消費者の利益を守るために定められた法律です。
重要事項を表示することを義務付け、また、虚偽・誇大な広告を禁止しています。
特商法の表記があるから絶対安心というわけではありませんが、販売業務を行うにあたっては表記が義務付けられています。

特定商取引法(特商法) クリックで詳細表示

特定商取引法に基づいて、インターネット上の取引では

  • 販売価格(役務の対価)(送料についても表示が必要)
  • 代金(対価)の支払時期、方法
  • 商品の引渡時期(権利の移転時期、役務の提供時期)
  • 申込みの期間に関する定めがあるときは、その旨及びその内容
  • 契約の申込みの撤回又は解除に関する事項(売買契約に係る返品特約がある場合はその内容を含む。)
  • 事業者の氏名(名称)、住所、電話番号
  • 事業者が法人であって、電子情報処理組織を利用する方法により広告をする場合には、当該事業者の代表者又は通信販売に関する業務の責任者の氏名
  • 事業者が外国法人又は外国に住所を有する個人であって、国内に事務所等を有する場合には、その所在場所及び電話番号
  • 販売価格、送料等以外に購入者等が負担すべき金銭があるときには、その内容及びその額
  • 引き渡された商品が種類又は品質に関して契約の内容に適合しない場合の販売業者の責任についての定めがあるときは、その内容
  • いわゆるソフトウェアに関する取引である場合には、そのソフトウェアの動作環境
  • 契約を2回以上継続して締結する必要があるときは、その旨及び販売条件又は提供条件
  • 商品の販売数量の制限等、特別な販売条件(役務提供条件)があるときは、その内容
  • 請求によりカタログ等を別途送付する場合、それが有料であるときには、その金額
  • 電子メールによる商業広告を送る場合には、事業者の電子メールアドレス

などの表記が義務付けらています。

参照:特定商取引ガイド

日本国内にFargo(ファーゴ)という投資会社は見当たらない

様々なワードを組み合わせて検索してもFargo(ファーゴ)という投資会社はヒットしません。

念の為、金融庁のサイトで「金融商品取引業者」に名前がないかも確認しましたが、やはりこちらにもFargo(ファーゴ)という文字は見当たりません。

国税庁のサイトで法人検索をしても、Fargo(ファーゴ)というワードを含む金融関係の会社で確認できたのは、ウェルズ・ファーゴ証券の日本法人、ウェルズ・ファーゴ銀行の東京支店のみです。

連絡先の電話番号(フリーダイヤル)は、一体どこにつながるのでしょうか?

Fargo(ファーゴ)の所在地にあるのは

特商法に記載された住所「225 Liberty Street, New York, NY」ですが、この場所には「225 リバティ・ストリート」という44階建てのビルがあります。

「225 リバティ・ストリート」はニューヨークのマンハッタンの金融街にあり、銀行、資産運用会社、金融サービス会社、法律事務所などアメリカだけでなく世界的に有名な企業が数多く入居しています。
いわゆる大企業が入居するようなビルなのですが、本当にこの場所に「Fago」という会社が存在するのでしょうか。

この場所にある会社が、日本でドメインを取得して、韓国のサーバーにページを設置していることに大きな違和感を感じてしまいます。

Googleで、対象地域をアメリカ合衆国、言語を英語にして「”225 Liberty Street” “Fargo”」で検索してみましたが、このビルに居を構えるFagoという会社はヒットしません。

"225 Liberty Street" "Fargo"の検索結果/
Fagoという会社は存在しない
“225 Liberty Street” “Fargo”の検索結果
Fagoという会社は存在しない

EQUTYも所在地がニューヨークだったんだよね。
もちろんそんな会社は存在しなかったけど。

Wells Fargo(ウェルズ・ファーゴ)は全く無関係

カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置く、Wells Fargo(ウェルズ・ファーゴ)という金融機関がありますが、こちらは本記事で検証対象となっているFargoとは全く無関係です。

Wells Fargoは「225 Liberty Street」には入居していません。
Wells Fargoのニューヨーク本部があるのは、30 Hudson Yards(30 Hudson Yards, New York, NY)です。

「225 Liberty Street」にはWells FargoのATMすら設置されていません。

次項で触れますが、FagoとWells Fargoが関係しているような記述(自作自演?)も見受けられるため注意が必要です。

Fargo(ファーゴ)の電話番号で検索すると・・・

特商法の電話番号(0120-994-951)で検索してみると、面白いことが分かります。

jpnumberの検索結果
jpnumberの検索結果
引用元:https://www.jpnumber.com/freedial/numberinfo_0120_994_951.html

事業者名がFargo(ファーゴ)ではなくファーゴグループとなっています。
大企業感を匂わせたいのでしょうか。

事業紹介には“170年前からある歴史ある会社”と記載があり、前述のWells Fargo(ウェルズ・ファーゴ)と関連付けようとしているような様子が伺えます。
Wells Fargoの設立は、1852年 (172年前)

口コミも自作自演感があります。

さらにおかしいのは、公式サイトの欄に記載されたURLです。
会社公式サイトへのリンクではなく、アメブロの1記事へのリンクとなっています。

このブログ、investkingという個人投資家を名乗る人物のブログですが、投稿されているのは2記事のみ。
「私の投資先の米国ファーゴグループを検証してみました」(https://ameblo.jp/investking/entry-12850385003.html)という記事には、ファーゴグループがWells Fargo(ウェルズ・ファーゴ)と関係があるような記載があります。

私の投資先の米国ファーゴグループを検証してみました
私の投資先の米国ファーゴグループを検証してみました
引用元:https://ameblo.jp/investking/entry-12850385003.html

ファーゴグループがWells Fargo(ウェルズ・ファーゴ)関連のような記載がありますが、もちろんそのような名前の関連企業は存在しません。
ウェル・ファーゴと記載せずに、ウェルファーゴと微妙に表記を変えているのも怪しいです。

何かあった時の責任逃れかな?

日本法人は日本の新規会員専用番号で0120‐994‐951で営業していますが1億円以上出資した実績ができると審査に通れば正規会員登録ができて本サイトや本社と直接のやり取り、対面方式販売を希望の方は、半年から1年前ぐらいにアポイントメントをとれば米国本社か日本支社の担当の方に会えるみたいです。

引用元:https://ameblo.jp/investking/entry-12850385003.html

いやいや、そんな適当なこと言われましても。。。

この記事、2021年11月30日に投稿されていますが実際に記事が作成されたのは2024年5月21日です。
HTMLソースを見れば、記事の作成日は一目瞭然です。(アメブロはソースをいじれないので投稿日がバレバレ)

数年前に投稿されたように装っていますが、記事が作成されたのはドメイン取得日の5日後。
オファー開始に合わせて作られた記事と見て間違いないでしょう。

やっぱりEQUITY(エクイティジャパン)に似ている

ここまでの検証で、またまたEQUITY(エクイティジャパン)との類似点が出てきました。

EQUITY(エクイティジャパン)もオファー開始当初、電話番号で検索すると、現在のFargo(ファーゴ)と同じような状況でした。

EQUITY口コミ
jpnumberの検索結果(2023年9月1日時点)
引用元:https://www.jpnumber.com/freedial/numberinfo_0120_924_763.html

自作自演と思しき口コミ投稿、公式サイト部分にはアメブロのURL。

リンク先のブログの内容は全くのデタラメ。
当ブログで間違いを指摘したところ、なぜか記事内容が変更され、当ブログをはじめとしたレビューブログを批判する始末。
その後、記事内容はさらに編集されています。
(検証当時のページキャプチャ画像と見比べてみましたが、指摘箇所が見事に削除されていました)

当ブログを含むレビューブログ等で取り上げられてからは、上記のjpnumberにて自作自演と思われる投稿が続きます。
その後、EQUITY(エクイティジャパン)は支払期限を先延ばし、支払期限以降は被害者の口コミが多数投稿されています。

口コミを読むと、以前取り上げた副業「福利厚生タスク」案件の口コミもあるから、他案件で電話番号を使いまわしてるのかな?

EQUITY(エクイティジャパン)については、当方にも被害者の口コミが届いています。
Fargo(ファーゴ)にも類似点が見られるため注意が必要でしょう。

Fargo(ファーゴ)のLINEに登録して投資デモの内容を確認してみた

スマートフォン

案内されたLINEアカウントに登録すると、投資デモの詳細が明らかになりました。

投資デモには3つのプランが用意されており、それぞれ費用が異なります。

エントリープランスタンダードプランアドバンスプラン
参加費用¥10,000¥30,000¥100,000
募集枠20枠20枠10枠
平均配当額(5日後)¥20,240¥60,210¥205,030
平均配当額(1か月後)¥1,620,000¥1,930,100¥2,023,000
平均配当額(半年後)¥5,210,000¥7,070,200¥8,056,000

投資デモ(5日)に参加すると、5日後には10,000円が20,240円になるとのことです。

参加費用は投資口座を開設して入金するわけではなく、指定された口座に振り込みます。
投資運用を任せるわけですが、投資状況を確認できるサイトなどはありません。
投資用口座を開設しないのもおかしいですし、自分自身の投資状況を確認できないということもありえません。

EQUITY(エクイティジャパン)でもトライアル投資という名称で、同じような短期間のお試し投資が用意されていました。
EQUITYの口コミをくれた読者様によると、少額のトライアル投資分はきちんと利益が振り込まれたそうです。
その後、本投資を行って2ヶ月後の入金を待ったものの利益が振り込まれることはなく、連絡も取れなくなり投資金は戻ってこなかった。というわけです。

前項で触れたアメブロには、“ファーゴグループ自社開発の暗号資産「ファーゴコイン」の2024年の年末を目途に上場を予定しております。”といった記述があります。
EQUITY(エクイティジャパン)のアメブロ記事にも同じように「エクティコイン」という記述がありました。

EQUITY(エクイティジャパン)とFargoが関係がある証拠はありませんし、断定はできません。
しかしながら共通点が多いことは留意すべきでしょう。

Fargo(ファーゴ)の総評

総評

管理人の意見としては、もちろんオススメできません。

実際に存在する大手金融機関との関連性を匂わせていたり、自作自演と思われる口コミがあったり、サーバーが韓国にあったり、所在地が怪しかったりと、突っ込みどころしかありません。

Fargo(ファーゴ)に関するレビュー記事が増えれば、EQUITY(エクイティジャパン)と同じように、ブログ記事の内容が編集されたり、自作自演と思われる口コミが増えるかもしれませんね。

こんな怪しい会社(会社ですらない可能性大)で、投資を行うなんて危険すぎます。

以上、「Fargo(ファーゴ)」についてでした。

当サイトのコンテンツや情報において、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めていますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなったりすることもあります。必ずしも正確性を保証するものではありません。また合法性や安全性なども保証しません。当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。
詳細につきましては、免責事項のページをご確認ください。


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この記事を書いた人

このブログは、管理人による日々の商材観察を記録する観察日記です。
商材のことを調べていて当ブログにたどり着いた方の参考になれば幸いです。

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