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LIBRARY│夢咲あいりの事業依頼型プロジェクトでは稼げない理由

LIBRARY
引用元:http://library-yumesaki.com/?page_id=119

本日観察するのは、次世代事業依頼型プロジェクトとかいう聞いたことのない副業です。
「LIBRARY」という完全会員限定サイトで行う副業という時点で、危険な感じがしますね。

次世代事業依頼型?

なんでも、スマホタップして事業依頼するだけで報酬が発生するらしいけど、仕組みも何もかも意味不明だよ。

目次

LIBRARY セールスコピー

まずは、LIBRARYのセールスページからコピーをピックアップしてみます。

  • あなたはスマホをワンタップするだけ!
  • 毎日最低3万円の安定利益を獲得!
  • 好きな事業を選択して「依頼する」をクリックするだけで3万円の収益が受け取れる!
引用元:http://library-yumesaki.com/?page_id=119

スマホでタップするだけで、報酬が発生するらしいです。
しかも利用は無料とのこと。

「タップするだけ」「無料」なんてワードは要注意ワードです。
今まで観察してきて、このワードを使用しているものに信用できるものはありませんでした。

サーバー・ドメイン情報

以下、2023年8月19日時点のサーバー・ドメイン情報です。

ドメインlibraryyumesaki1.com
サーバーIP35.200.39.218
ドメイン取得日2023年8月1日
SSL証明書の種類SSL設定なし

今月1日にドメイン取得されたばかり。
出来立てほやほやのページですね。

しかし、今どきSSLの設定すらしていないとは・・・
ページの作りも稚拙、使用しているWordPressの設定も素人がやったとしか思えないもの。
ツッコミどころ満載です。

特定商取引法の表記

セールスページには「特商法の表記」も「プライバシーポリシー」の表記も見当たりません。

ページに「無料」の記載があるので特商法を掲載していないのでしょうが、後々支払いが発生することにはならないのでしょうか?

特定商取引法(特商法)とは

特定商取引法は、消費者トラブルがおこりやすい取引類を対象に、消費者の利益を守るために定められた法律です。
重要事項を表示することを義務付け、また、虚偽・誇大な広告を禁止しています。
特商法の表記があるから絶対安心というわけではありませんが、販売業務を行うにあたっては表記が義務付けられています。

特定商取引法(特商法) クリックで詳細表示

特定商取引法に基づいて、インターネット上の取引では

  • 販売価格(役務の対価)(送料についても表示が必要)
  • 代金(対価)の支払時期、方法
  • 商品の引渡時期(権利の移転時期、役務の提供時期)
  • 申込みの期間に関する定めがあるときは、その旨及びその内容
  • 契約の申込みの撤回又は解除に関する事項(売買契約に係る返品特約がある場合はその内容を含む。)
  • 事業者の氏名(名称)、住所、電話番号
  • 事業者が法人であって、電子情報処理組織を利用する方法により広告をする場合には、当該事業者の代表者又は通信販売に関する業務の責任者の氏名
  • 事業者が外国法人又は外国に住所を有する個人であって、国内に事務所等を有する場合には、その所在場所及び電話番号
  • 販売価格、送料等以外に購入者等が負担すべき金銭があるときには、その内容及びその額
  • 引き渡された商品が種類又は品質に関して契約の内容に適合しない場合の販売業者の責任についての定めがあるときは、その内容
  • いわゆるソフトウェアに関する取引である場合には、そのソフトウェアの動作環境
  • 契約を2回以上継続して締結する必要があるときは、その旨及び販売条件又は提供条件
  • 商品の販売数量の制限等、特別な販売条件(役務提供条件)があるときは、その内容
  • 請求によりカタログ等を別途送付する場合、それが有料であるときには、その金額
  • 電子メールによる商業広告を送る場合には、事業者の電子メールアドレス

などの表記が義務付けらています。

参照:特定商取引ガイド

【潜入】LIBRARYにメール登録してみた

早速、セールスページからメール登録してみましょう。

メール登録後には、2つのLINEアカウントを登録するように促されます。

登録後には、新たなページのURLが送られてきて、数回に渡って動画を視聴することになります。

LIBRARYの動画(1話目)を視聴してみた

送られてきたURLをクリックして、「LIBRARY」動画1話目を視聴してみました。

過去案件との関連を発見

説明動画1話目を視聴し始めて、早速「おや?」と既視感が。

LIBRARY第1話
LIBRARY第1話
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=H6F4dOwEF6g

インタビュアーが「沢田健太」という男性。
この人物、過去に取り上げた「FLAP」という案件でもインタビュアーを務めていました。

そういえばFLAPも、セールスページの作りが稚拙で、ワンクリックで収益発生などと言ってました。

続いて登場したのは「夢咲あいり」という人物。
今回の「LIBRARY」プロジェクトの創設者で、あらゆる事業を行っており、数億円の資産を築いているとのこと。

LIBRARY第2話
LIBRARY第2話
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=H6F4dOwEF6g

若くして数億円の資産を築けるくらいビジネスの才覚があるということですから、ネット検索に引っかかってもいいと思うのですが、表示されるのは同名の別人のみ。
「事業家or資産家の夢咲あいり」は全くヒットしません。

おそらく、この人物は資産家でもなく「夢咲あいり」でもないのでしょう。

LIBRARYの稼ぐ仕組みとは

会員サイト「LIBRARY」にて、「事業」を選んで依頼するだけで報酬が発生するとのこと。

「投資」「物販」「広告」「アフィリエイト」「仮想通貨」「動画」「SNS」の中から事業を1つ選んでタップして依頼するだけで、画面には3万円以上の報酬が表示されます。

なぜ、事業を選んでタップするだけで報酬が発生するのか?

「LIBRARY」は、夢咲あいりが運営している寄付財団の会員サイトの一つで、困っている人を助けたいという思い出立ち上げており、世界中のプロフェショナルが彼女に賛同して協力してくれているとのこと。
彼女は、投資、物販、アフィリエイト、不動産など、世界中のプロフェッショナルと繋がりがあるそうです。

いやいや、設定に無理がありすぎるでしょう。

なんでも、過去の辛い経験から困っている人を助けたいという思いがあるそうで。(過去の出来事については次回以降の動画にて説明)

悪質なビジネスが許せず、ネットビジネスでカモにされた人たちを助けたいという設定のようですが、もうちょっとマシな台本できなかったんですかね。

LIBRARY会員サイトはハリボテサイト

LINEに送られてきた、ログインコードで「LIBRARY」にログインしてみます。

案内されたサイトがこちら

LIBRARY
LIBRARY

以前取り上げた「FLAP」と同様、このサイトもSSL化すらされていない、お粗末サイトです。
用意されたログインコードは1つのみ。
このログインコードも、ソースを見ると解析できてしまうくらいに単純な仕様。

なんなら、ログインコードを入力せずとも、URLたたけばトップ画面にアクセスできちゃいます。

事業を依頼するとのことですが、「依頼」をクリックしても「依頼」がサイト外部に送られることはありません。
JavaScriptファイルを見てみると、ページ内で処理する命令が出ているだけで、報酬も30,000円から59,999円の間でランダムに表示されるようになっているだけ。

つまり、このサイトは事業依頼を外部に送信している形跡もなく、クリックで報酬額がランダムに表示されるようになっているだけ。

LIBRARYは、ただのなんちゃって会員サイトです。

LIBRARY動画 第2話・第3話

第2話、3話の動画も視聴してみましたが「LIBRARY」が寄付財団であると言ってみたり、「依頼」するたびにネットビジネスのプロから仲介料をもらっており、その仲介料で「LIBRARY」が運営されていると言ってみたり、とにかくヘンテコな説明が延々と述べられます。

「Win-Winのシステムです」とか言ってるんですが、どこがWin-Win????

「夢咲あいり」の過去の辛い経験についても語られるのですが、どう見ても作り話にしか思えません。

辛い経験について語られる間、
ごめんなさい。笑いが耐えられませんでした。
なぜ、私はこんな三文芝居を見せられているのか・・・

LIBRARY第2話
LIBRARY第2話

ネットビジネスで人生を狂わされた人を助けたいのであれば、不特定多数が参加できる方法ではなく、受け取る人を選別する必要がありますよね?
なぜ選別しないのでしょうか?
彼女が憎んでいる悪徳ビジネスを行う人が参加したらどうするんですかね?

3話では、実際に「LIBRARY」参加者として2名の女性が登場します。
ここまで、過去に検証した「FLAP」と同じ流れです。

参加者の1人は、1年ほど「LIBRARY」を続けているとのことですが、サイトのドメインって今月頭に取得されたばかりで、まだ1ヶ月も運用されていませんよね?
これまで別URLで運用されてたんですかねぇ?(すっとぼけ)

3話公開ページで、審査フォームが登場。
なんでも審査パスした人だけに最終話が送られるんだとか。

ここで、参加者の参加資格を見極めるのかと思いきや、「Libraryに対する思い」を送るだけ。
なんならフォームを送信しなくても最終話を見ることになります。

LIBRARYは本当に無料なのか?

価格

最終話で、参加特典や限定人数などの説明があります。
翌日20時に申込みページが送られてきて、翌々日に申込開始となります。

「LIBRARY」は無料とのことでしたが、利用のためには設置費用が必要らしく、無料でないことが判明します。

LIBRARY設置料

支払い方法LIBRARY設置料
クレジット・銀行振込一括払い169,800円

さらに5名限定で「AI搭載全自動LIBRARY」なんてものもあって、こちらは

支払い方法全自動LIBRARY設置料
クレジット・銀行振込一括払い198,000円

銀行振込をクリックして表示された振込先は、株式会社SPA。

LIBRARY
LIBRARY

収納代行業者のエスピーエー(SPA)は、怪しいサイトの支払い先として利用されているのをよく目にする代行業者です。
まともな業者も利用していますが、悪徳業者が利用することでも有名なので、支払い代行先がこの会社の場合は、注意が必要です。

LIBRARYの運営はFLAPと同じ業者

申し込みページの1つに「特商法の表記」へのリンクが設置されていました。
しかも気づかないくらいに小さいサイズで。

そして、クッリクしたリンク先の表記は中途半端な特商法

運営責任者記載なし
所在地東京都品川区東大井1丁目4番17号
メールアドレス記載なし
電話番号記載なし

意味のない特商法ですが、注目すべきはリンク先URL
LIBRARYではなく、FLAPのURLです。

LIBRARY特商法
LIBRARY特商法
引用元:https://flap-1.com/?page_id=131

LIBRARY申込みページのデザインやHTMLソースを見ると分かるのですが、FLAPの申込みページを書き換えて利用しているだけです。
ページを流用した際に、リンク先を書き換えるのを忘れていたみたいですね。

LIBRARYの総評

総評

管理人の意見としては、オススメできません

LIBRARYは、おそらくFLAPと同じ業者で間違いないでしょう。

過去にリリースした案件の焼き直しですし、会員サイトもシステムの実態がないハリボテ。
しばらく経てばサイトは消えてなくなり、新たなサイトが姿を変えて登場するだけ。
安っぽいプロモーション動画に登場する人物たちも雇われただけなのかもしれません。

LIBRARYに参加したところで、設置費用だけ巻き上げられて連絡が取れなくなるのがオチでしょう。
連絡先もメールのみですので、簡単に逃げられます。

メール登録しても延々と安い芝居を見させられるだけなので、時間の無駄です。

以上、「LIBRARY」についてでした。

当サイトのコンテンツや情報において、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めていますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなったりすることもあります。必ずしも正確性を保証するものではありません。また合法性や安全性なども保証しません。当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。
詳細につきましては、免責事項のページをご確認ください。


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この記事を書いた人

このブログは、管理人による日々の商材観察を記録する観察日記です。
商材のことを調べていて当ブログにたどり着いた方の参考になれば幸いです。

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