本日は、「ミツカル」という副収入情報を配信してくれる案件について取り上げたいと思います。
はじめにお伝えしますが、こちら登録によって報酬を得ようとするオプトインアフィリエイトでした。
実際にLINE登録してみましたので、興味のある方だけどうぞ。
ミツカル コピー
まずは、セールスページのコピーをみていきます。
引用元:https://wide-income.com/mitsukaru/
- “副収入スキル”が無料で届くミツカル
- 最短1分で副収入スキルが身につく
- 費用が一切かからない
- 現在のリアルタイム利用者数24,169名
1分で身につくスキルで得られる副収入??
リアルタイム利用者2万人超えもいないでしょ?
特定商取引法の表記
セールスページ内に特商法の表記、プライバシポリシーなどは一切ありません。
特定商取引法(特商法)とは
特定商取引法は、消費者トラブルがおこりやすい取引類を対象に、消費者の利益を守るために定められた法律です。
重要事項を表示することを義務付け、また、虚偽・誇大な広告を禁止しています。
特商法の表記があるから絶対安心というわけではありませんが、販売業務を行うにあたっては表記が義務付けられています。
特定商取引法(特商法) クリックで詳細表示
特定商取引法に基づいて、インターネット上の取引では
- 販売価格(役務の対価)(送料についても表示が必要)
- 代金(対価)の支払時期、方法
- 商品の引渡時期(権利の移転時期、役務の提供時期)
- 申込みの期間に関する定めがあるときは、その旨及びその内容
- 契約の申込みの撤回又は解除に関する事項(売買契約に係る返品特約がある場合はその内容を含む。)
- 事業者の氏名(名称)、住所、電話番号
- 事業者が法人であって、電子情報処理組織を利用する方法により広告をする場合には、当該事業者の代表者又は通信販売に関する業務の責任者の氏名
- 事業者が外国法人又は外国に住所を有する個人であって、国内に事務所等を有する場合には、その所在場所及び電話番号
- 販売価格、送料等以外に購入者等が負担すべき金銭があるときには、その内容及びその額
- 引き渡された商品が種類又は品質に関して契約の内容に適合しない場合の販売業者の責任についての定めがあるときは、その内容
- いわゆるソフトウェアに関する取引である場合には、そのソフトウェアの動作環境
- 契約を2回以上継続して締結する必要があるときは、その旨及び販売条件又は提供条件
- 商品の販売数量の制限等、特別な販売条件(役務提供条件)があるときは、その内容
- 請求によりカタログ等を別途送付する場合、それが有料であるときには、その金額
- 電子メールによる商業広告を送る場合には、事業者の電子メールアドレス
などの表記が義務付けらています。
参照:特定商取引ガイド
ページ内にあるロゴの正体
セールスページには、「2年間で約6,000種もの副収入スキルを紹介」しているとして、以下のロゴ画像が羅列されています。
聞いたこともない、おそらく海外の業者と思われるロゴが並んでいます。
ここにある社名、いくら検索しても、それらしい会社が全くヒットしません。
それもそのはず、存在しない会社なのですから。
たとえば右下のPINEHOME RESIDENCEというロゴ、こちら素材サイトで販売されているロゴデザインデータでした。
以下がAdobe Stockの画面キャプチャ
海外のデザイナーによるロゴテンプレートだね。
会社名を書き換えたり、色を変更したりして使用できるというもの。
実績がないのに、ページ内にそれっぽいロゴを並べているだけ。
虚偽・誇大広告にあたります。
リアルタイム利用者が2万4千人超え??
セールスページ内でリアルタイム利用者数が24,169名とうたっていますが、公式LINEの登録者は150人程度。
どう考えても2万人以上の登録者がいるとは思えません。
ミツカル LINEに登録してみた
すでに、セールスページの信憑性ゼロなので普通だったら登録しませんが、一応検証のためにLINE登録してみます。
LINE登録すると、早速メッセージが届きました。
本日終了するので6分以内に確認しろ!と急かされますが、リンク先が6分以内に消えることも、本日終了することもありません。
こちらのリンク先ですが、以前検証した「副業ポスト」のページでした。
飛んだ先でも、副業を紹介するLINEに登録させられるハメになります。
ミツカルは紹介料狙いのオプトインアフィリエイト
はじめに紹介されるリンク先である「副業ポスト」ですが、リンクURLの末尾にしっかりと紹介用コードがくっついています。
ukpost.com/post/?AD_CODE=0079_00021
上記の赤字部分が紹介者を識別するためのコードです。
このリンクURLから登録することで、ミツカル側に紹介料が発生します。
紹介料狙いのオプトインアフィリエイトですね。
オプトインアフィリエイトは、自分のブログやメルマガなどで商材やサービスを紹介し、報酬を獲るアフィリエイトです。
メールアドレスやLINEアカウントの登録が発生すると報酬を受け取ることができるため、嘘の情報で登録を誘導するページやSNSアカウントが数多く存在しています。
その後に紹介される副業も全て登録系のオプトインアフィリエイト。
登録するだけムダ。
メールアドレスやLINEも業者に知られることになるので良いこと無し。
【ネタバレ】口コミやレビュー
当然ですが、ミツカルについてネット検索してみても、好意的な口コミなどは一切ありません。
信じて登録してしまった方も、内容の無さにLINEの友達リストから削除したり、メール受信を拒否したりしているのでしょうが、一度登録した情報は、業者のリストに追加された可能性がありますので、今後もスパムメッセージが届く恐れがあります。
管理人は、捨てアドレスや検証用LINEアカウントを利用しています。
ミツカルの総評
管理人の意見としては、全くオススメできません。
ミツカルは、巷に溢れるオプトインアフィリエイトの一種です。
情報登録による紹介料狙いなので、お得な副業情報など届くはずもありません。
メールアドレスやLINE登録を促すアフィリエイトはたくさんありますので、気軽に登録してしまわないようにお気をつけください。
以上、「ミツカル」についてでした。