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Omochi│株式会社スリーラボ舟山鉄馬│これって架空請求?過去サービスや運営会社を調査

株式会社スリーラボ

本日は、最近SNSやYahoo!知恵袋で話題になっている株式会社スリーラボのSNSサービス「Omochi」についてまとめていきたいと思います。

Omochiについて調べていたところ、運営会社(株式会社スリーラボ)が、過去に別サービスを利用していたユーザーに対し、「料金未納の連絡+新サービスへの登録を促す」事例が多発していることが判明しました。

目次

株式会社スリーラボからの警告内容

さて、問題の事案ですが、過去にInstagramなどのSNS関連サービスを利用していたユーザーが、サービス解約したにも関わらず「株式会社スリーラボ」という会社から、同社運営のOmochiというサービスに登録た上で、利用料金を支払うように連絡が来た。というものです。

スリーラボからのメールによる連絡

以下はYahoo!知恵袋に投稿されていたメール文面

THREE LABからのメール
スリーラボからのメール
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13278304733

質問者の投稿にもあるように、この方は「わたあめ倶楽部」というインスタ集客ツールを解約したにも関わらず、このようなメールが届いたとのことです。

初回数日間は無料との事だったので一旦やって見たのですが、効果がなく解約しようとしたところ、登録後○日間は解約が出来ないとの事だったのでまた改めて解約しようとしたところ忘れてしまい、正式な料金が請求されてしまいました。(5000円) それはきちんと払って解約したのですが(1年前くらいの話です)
(中略)
一度以前問い合せたのですが登録されていると言って運営が聞いてくれません。 そもそも旧運営が変わるから登録し直せなんておかしい話だと思います。

引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13278304733

一旦、解約したサービスの運営が変更になったから、改めて新サービスに再登録させるなんて聞いたことありません。さらに、なぜユーザー側が解約完了画面を提出しなければならないのか?
ユーザーの契約状況が把握できていないのであれば、運営者側のミスですよね?
運営が変更になったから把握できていない、なんてのは言い訳にならないでしょうに。

赤い警告メッセージ

別の質問では、背景を赤にした警告感満載のメッセージが届いていることも分かります。

スリーラボからのメッセージ
スリーラボからの連絡
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14279352679

「GOEN」というサービスを利用していたユーザーへのメッセージです。

Yahoo!知恵袋やTwitterで検索すると、同様の報告が多数見受けられます。
案内を受け取った方は、参考になるので確認されると良いかと思います。

Omochiへの移行を促される旧サービスを調査

口コミなどを調べたところ、以下のサービスを利用していたユーザーにメールやメッセージが届いているようです。

  • GOEN(ゴエン)
  • wataAme(わたあめ)
  • オマカセ
  • insta-style(インスタイル)
  • フォロマシティ

それぞれのサービスは、既にWEBサイトが削除されていますが、過去のサイトキャッシュが残っています。
残された情報からそれぞれのサービスを簡単にまとめてみました。

GOEN(ゴエン)

Instagram向け、フォロワー増加ツール

1ヶ月プラン5,000円、3ヶ月プラン月額4,500円、6ヶ月プラン月額4,000円。

以下、2023年3月28日時点の魚拓です。

特商法に記載の販売事業主名は「GOEN」
連絡先、住所の記載は無し。

以下は、公開されているドメイン情報

GOENのドメイン情報
GOENのドメイン情報

ドメインの契約は2022年7月26日。

スリーラボ/舟山鉄馬名義で契約されています。

GOENはOmochiへ統合

2023年3月31日時点のページでは、以下のような不穏なメッセージが確認できます。

引用元:https://web.archive.org/web/20230331094630/https://go-en.link/
引用元:https://web.archive.org/web/20230331094630/https://go-en.link/

旧関連会社の不正行為とは一体なにがあったのでしょうか。

不正行為があったなら内容や経緯を明らかにすべきだと思いますが、そういった対応を行った形跡もありません。

その後、4月10日には「Omochiにサービス変更」とのインフォメーションが確認できますが、不正行為が何だったのかは不明のまま。

ドメイン契約者は、スリーラボですよね?
旧関連会社が不正を行ったのであれば、サービスを引き継いだ会社が責任を持って対応すべきではないでしょうか。

wataAme(わたあめ)

Instagram向け、自動いいね、自動フォローツール

1ヶ月プラン月額4,980円(10日間無料キャンペーン)、3ヶ月プラン月額4,480円、6ヶ月プラン月額3,480円。

以下、2023年2月1日時点の魚拓です。

特商法に記載の販売・管理事業者名は「わたあめ倶楽部」
連絡先、住所の記載は無し。

以下、公開されているドメイン情報

WATAAMECLUB.JPドメイン情報
WATAAMECLUB.JPドメイン情報

ドメインの契約は2022年7月27日。

こちらも、スリーラボ/舟山鉄馬名義で契約されています。

このサービスも、2023年4月10日時点、「Omochiへサービス変更」というメッセージを確認できます。

オマカセ

Instagram分析ツール

1ヶ月プラン月額3,980円(10日間無料キャンペーン)、3ヶ月プラン月額3,480円、6ヶ月プラン月額2,480円。

以下、2023年2月1日時点の魚拓です。

特商法に記載の販売業者名は「オマカセ事務局」
連絡先、住所の記載は無し。

以下、公開されているドメイン情報

オマカセドメイン情報
オマカセドメイン情報

ドメインの契約は2022年8月10日。

ヒカリラボという会社が契約者となっていますが、この会社の代表も舟山鉄馬という人物です。

以下のキャプチャは企業一覧プラットフォームBIZMAPSで公開されている同社の情報です。

株式会社ヒカリラボ
株式会社ヒカリラボ
引用元:https://biz-maps.com/item/D3YbLeq7lz

オマカセもOmochiへ統合

2023年3月31日時点のページでは、GOENと同様「旧関連会社の不正行為」といったメッセージが確認できます。

引用元:https://web.archive.org/web/20230331095753/https://o-makase.jp/
引用元:https://web.archive.org/web/20230331095753/https://o-makase.jp/

その後、4月9日のサイトでは「Omochiにサービス変更」とのインフォメーションが確認できますが、不正行為が何だったのかは不明のまま。

insta-style(インスタイル)

Instagram向け、自動ツール

1ヶ月プラン月額5,000円、3ヶ月プラン月額4,500円、6ヶ月プラン月額4,000円。

以下、2023年3月29日時点の魚拓です。

insta-style特商法の事業者変遷

2023年3月29日時点の特商法に記載の販売・販売業者名は「THREE LAB Co., Ltd.」
連絡先、住所の記載は無し。

特商法については、過去、何度か事業者名が変更となっているようです。
過去には株式会社エストライズという、社名も確認できました。

以下、公開されているドメイン情報

INSTA-STYLE.FUNドメイン情報
INSTA-STYLE.FUNドメイン情報

ドメインの契約は2018年4月9日。

直近の特商法ページに記載されている事業者名はスリーラボでありながら、ドメインはヒカリラボ名義で契約されていることが分かります。

フォロマシティへ統合

過去のキャッシュを確認したところ、2023年3月2日時点のサイトでは、「フォロマシティ」へのサービス統合のお知らせが掲載されています。

その後、お知らせは消えサイトが復活しますが、3月31日頃には再び、以下のメッセージが表示されていました。

引用元:https://web.archive.org/web/20230331093416/https://insta-style.fun/
引用元:https://web.archive.org/web/20230331093416/https://insta-style.fun/

GOENやオマカセと同様、ここでも不正行為の文字。

フォロマシティ

SNSのフォロワーを増やすコミニティ
Instagram、TikTok、You Tube、TwitterなどのSNSでフォローワーを増やしたい人の集まり。

上記のインスタイルの統合先となっているサービスです。

1ヶ月プラン月額5,478円(7日間無料キャンペーン)、3ヶ月プラン月額4,480円、6ヶ月プラン月額3,480円。

以下、2023年2月1日時点の魚拓です。

特商法に記載の販売・管理事業主名は「THREE LAB Co., Ltd.」
連絡先、住所の記載は無し。

ドメイン公開情報を見てみると、2022年8月8日に契約されていることが分かります。

フォロマシティのドメイン情報
フォロマシティのドメイン情報

契約者は、スリーラボ/舟山鉄馬名義であることが確認できます。

ドメイン名義は変更可能なので、契約当初の名義が別会社であったり、各サービスをOmochiに移管するタイミングで名義が変更された可能性はあります。

ドメイン契約情報でわかること

インスタイル以外のサイトドメインは、昨年(2022年)の7月26日から8月10日の短期間の間に取得されたことが分かります。

短期間に類似サイトを立ち上げて、1年も運用しないうちにサービス終了。
新サービスへ移行したとアナウンスして、なぜか過去の解約済みユーザーに新サービスへの登録や請求を行う。

どう考えても、普通ではありません。

類似サービスの悪評が広まる前にサービス終了させたのではないかという疑問が湧いてきます。

実際、Yahoo!知恵袋では、旧サービスであるwataAmeを解約できないという相談も寄せられていました。

インスタイルについて

ちなみに、最も古いドメインである「インスタイル」ですが、運営事業者が「株式会社エストライズ」となっている期間がるようです。

この「株式会社エストライズ」の住所が“東京都新宿区新宿5-18-20

国税庁法人番号公表サイトで「株式会社ヒカリラボ」を調べてみると、最初の所在地が“東京都新宿区新宿5丁目18番20号ルックハイツ新宿8階”となっています。
「株式会社エストライズ」と同じ住所です。

さらに、令和4年8月9日に東京都豊島区東池袋1丁目18-1HarezaTower”に住所が変更となっていますが、こちらは「株式会社スリーラボ」と同じ住所です。

単なる偶然でしょうか。
ヒカリラボとスリーラボは代表者と所在地が同じですので、繋がりが確認できます。
私には「株式会社エストライズ」も何らかの関係があるように思われてなりません。

新サービスOmochi-おもち-とは

上記で触れた各サービスの移転先となるOmochiですが、特商法を確認してみましょう。

販売事業者名THREE LAB Co., Ltd.
運営責任者名中村リアン
お問い合わせsupport@o-mochi.jp
商品代金以外の必要料金なし

一部抜粋ですが、法律で義務付けられている「住所」「電話番号」の表記がありません。(2023年5月10日時点)

上記の特商法は主なものを一部抜粋して掲載しています。

特定商取引法(特商法)とは

特定商取引法は、消費者トラブルがおこりやすい取引類を対象に、消費者の利益を守るために定められた法律です。
重要事項を表示することを義務付け、また、虚偽・誇大な広告を禁止しています。
特商法の表記があるから絶対安心というわけではありませんが、販売業務を行うにあたっては表記が義務付けられています。

特定商取引法(特商法) クリックで詳細表示

特定商取引法に基づいて、インターネット上の取引では

  • 販売価格(役務の対価)(送料についても表示が必要)
  • 代金(対価)の支払時期、方法
  • 商品の引渡時期(権利の移転時期、役務の提供時期)
  • 申込みの期間に関する定めがあるときは、その旨及びその内容
  • 契約の申込みの撤回又は解除に関する事項(売買契約に係る返品特約がある場合はその内容を含む。)
  • 事業者の氏名(名称)、住所、電話番号
  • 事業者が法人であって、電子情報処理組織を利用する方法により広告をする場合には、当該事業者の代表者又は通信販売に関する業務の責任者の氏名
  • 事業者が外国法人又は外国に住所を有する個人であって、国内に事務所等を有する場合には、その所在場所及び電話番号
  • 販売価格、送料等以外に購入者等が負担すべき金銭があるときには、その内容及びその額
  • 引き渡された商品が種類又は品質に関して契約の内容に適合しない場合の販売業者の責任についての定めがあるときは、その内容
  • いわゆるソフトウェアに関する取引である場合には、そのソフトウェアの動作環境
  • 契約を2回以上継続して締結する必要があるときは、その旨及び販売条件又は提供条件
  • 商品の販売数量の制限等、特別な販売条件(役務提供条件)があるときは、その内容
  • 請求によりカタログ等を別途送付する場合、それが有料であるときには、その金額
  • 電子メールによる商業広告を送る場合には、事業者の電子メールアドレス

などの表記が義務付けらています。

参照:特定商取引ガイド

Omochiへの登録は危険

旧サービスで「解約ができず、月額費用が引き落とされる」と被害を訴えているユーザーがいる以上、同じ運営元が提供する新サービスも注意が必要です。

そもそも、特商法の表記も法律に則っていないわけですから利用はやめておいたほうがいいでしょう。

加えて、「自動いいね」や「自動フォロー」などは、はっきり言ってNGです。
ツールを使ったこのような行為は、SNSサービス側の規約で禁止されているものです。
利用が判明すればアカウント停止の可能性があります。

効率よく質の良い「いいね」や「フォロー」を獲得するには、SNSサービスのアルゴリズムを理解して運用するのが一番です。

楽していい所とダメな所は、しっかりと見極めましょう。

3LAB回収チームからメールやメッセージが届いたら

前置きが長くなりましたが、旧サービズを解約済みにも関わらず、Omochiへの登録を促された場合の対処についてです。

「just answer」に、メールに関する質問が投稿されていました。
回答は以下のようになっています。

just answer 消費者被害の回答
just answer 消費者被害の回答
引用元:https://www.justanswer.jp/consumer-protection-law/lsfxy-three-lab-co-ltd-customer-success.html

回答の通り、無視が一番です。

心配な場合は消費者センターへ相談

どうしても心配な場合、消費者センターへ相談すると、対応方法についてアドバイスをしていただけます。
消費者センターの回答も「放っておいてください」ではありますが。

Yahoo!知恵袋の回答にも書き込まれていましたが、消費者センターへ相談された方が以下のようにアドバイスされたそうです。

利用していないのであれば、絶対に相手にしないでください。
解約の意思を伝えており、その証拠がメールなら何なりで残っている以上、相手が対応してくれないにしろ、契約を解約したことと同義です。
しかも、月額で引き落としがあったわけでもないのに突然支払え、と言われても、それは何の効力もありません。
通常、提供されるサービスに対する金額を支払わなかったら、そのサービスの提供が終了するだけです。
未納金がかさむなどということはありません。
怖いでしょうが、とにかく解約の意思を伝えたのならもう徹底的に無視を決め込んでください。
絶対に住所や氏名などは相手に提供しないで!万が一自宅に通知が来ようが、利用した覚えのないものは徹底的に無視してください。

引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13279058633

警察への相談を考えている方は、所轄の警察署へ事前連絡をしたうえで、被害状況の分かる資料や相手事業者に関する資料を添えて相談しましょう。

解約手続きができていないと言われても支払う必要はありません

解約手続きをしたのに解約できていないと言われても支払う必要はありません。

解約手続きをしなくても月額サービスの料金を支払わなければ、サービスは強制的に終了となります。
サービスを利用できなくなるわけですから、使用料がかかることもありません。

相手に問い合わせのメールや電話をすれば、支払う意志があると見られて漬け込まれかねませんので、無視しましょう。

旧サイトでも解約方法を分かりづらくしたり、解約方法を度々変更したり、返金すると言ったのに返金しなかったりと、いったことがYahoo!知恵袋で報告されています。
新サイトへ改めて登録しても解約できるか分かりません。

言われた通りOmochi登録後に解約手続きをしようとしたのに、解約できないという事例も報告されています。
以下質問のベストアンサーをご確認ください。

Instagramのパスワードは変更

Instagramのパスワードを、旧サービス利用時から変更していない場合、パスワードを変更しましょう。
2段階認証を設定しておくとセキュリティが強化されます。

2段階認証は、「設定」の「セキュリティ」から行うことが出来ます。

クレジットカードからの引き落としが心配な場合

もしも、クレジットカード情報を登録してしまい、勝手な請求が心配な方は、クレジットカード会社へ連絡してカードを停止しましょう。

カードの裏に電話番号が記載されています。

再発行や、カード引き落としにしている公共料金の手続き等が面倒ですが、勝手に料金を引かれる心配はなくなります。

架空請求メールの通報窓口

消費者センターだけでなく、メールの通報窓口もありますので、余裕のある方は通報を行っておくと何らかのアクションに繋がるやもしれません。

Omochi│株式会社スリーラボの総評

総評

身に覚えのない請求が来た場合、まずは落ち着いて慌てないことです。

請求されても本人同意がない限り、強制的に取り立てることは出来ません。
強制的に取り立てられるとすれば、裁判所の訴訟を通じてのみ可能です。
まずは、慌てず、請求内容を確認しましょう。

間違っても、相手にメールや電話しないようにしましょう。
あなたの電話番号を知られてしまうことになります。

どうしても心配な場合は、消費者センターへ相談するのが一番です。

最後に、いくらフォロワーがほしいからと言って、自動いいねや自動フォローなどのツールを利用するのは、アカウントの質が下がるだけですから絶対にやめておいたほうがいいですよ。

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この記事を書いた人

このブログは、管理人による日々の商材観察を記録する観察日記です。
商材のことを調べていて当ブログにたどり着いた方の参考になれば幸いです。

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