MENU
観察副業カテゴリー
月別アーカイブ

億スキャFX│クロスリテイリング株式会社高橋良彰95.8%の勝率は本当?

億スキャFX

本日の観察日記は、またまたクロスリテイリングの商材、「億スキャFX」です。

クロスリテイリングっていうだけで拒否反応が出てくるようになってきたよ。

今回の商材も煽りがスゴイんだろうね。

目次

億スキャFX セールスコピー

まずは、セールスページを見てみましょう。

  • 266戦255勝 勝率95.8%
  • “負けることは許されない”究極のスキャルロジック
  • たった3つの色を見るだけで世界が奪い合った究極のスキャルピングをFX初心者でも今日から完全再現!?
  • 月400回のチャンスから自由自在に利益を狙い怒涛の12,000pipsへ突き進む!
  • 負け知らずの超一流トレーダーを世に送り出す超正統派プロジェクト、ついに誕生。
  • 1日10分や15分のスキマ時間だけで年間3,000pips、4,000pipsを稼ぐ!
引用元:https://takahasi-method.s3.amazonaws.com/top/it.html

勝率95%超って本当かな?

う〜ん、にわかには信じがたい数字が並んでるねぇ〜

人数限定の先着募集とあるけど、もう数年販売されてるんだけど。。。

特定商取引法の表記

販売業者クロスリテイリング株式会社
運営責任者松野有希
所在地〒130-0013
東京都墨田区錦糸一丁目2番1号アルカセントラル12F
電話番号03-5244-5377
メールアドレスmethod-ty@cross-academy.jp
販売価格49,800(税込54,780)

クロスリテイリングの特商法は、販売業者、運営責任者、所在地、電話番号が画像です。

テキストで良いはずの部分が画像になっているのは、おそらく検索回避のため、
もしくはテキストをコピーされたくないのだと思われます。

上記の特商法は主なものを一部抜粋して掲載しています。

特定商取引法(特商法)とは

特定商取引法は、消費者トラブルがおこりやすい取引類を対象に、消費者の利益を守るために定められた法律です。
重要事項を表示することを義務付け、また、虚偽・誇大な広告を禁止しています。
特商法の表記があるから絶対安心というわけではありませんが、販売業務を行うにあたっては表記が義務付けられています。

特定商取引法(特商法) クリックで詳細表示

特定商取引法に基づいて、インターネット上の取引では

  • 販売価格(役務の対価)(送料についても表示が必要)
  • 代金(対価)の支払時期、方法
  • 商品の引渡時期(権利の移転時期、役務の提供時期)
  • 申込みの期間に関する定めがあるときは、その旨及びその内容
  • 契約の申込みの撤回又は解除に関する事項(売買契約に係る返品特約がある場合はその内容を含む。)
  • 事業者の氏名(名称)、住所、電話番号
  • 事業者が法人であって、電子情報処理組織を利用する方法により広告をする場合には、当該事業者の代表者又は通信販売に関する業務の責任者の氏名
  • 事業者が外国法人又は外国に住所を有する個人であって、国内に事務所等を有する場合には、その所在場所及び電話番号
  • 販売価格、送料等以外に購入者等が負担すべき金銭があるときには、その内容及びその額
  • 引き渡された商品が種類又は品質に関して契約の内容に適合しない場合の販売業者の責任についての定めがあるときは、その内容
  • いわゆるソフトウェアに関する取引である場合には、そのソフトウェアの動作環境
  • 契約を2回以上継続して締結する必要があるときは、その旨及び販売条件又は提供条件
  • 商品の販売数量の制限等、特別な販売条件(役務提供条件)があるときは、その内容
  • 請求によりカタログ等を別途送付する場合、それが有料であるときには、その金額
  • 電子メールによる商業広告を送る場合には、事業者の電子メールアドレス

などの表記が義務付けらています。

参照:特定商取引ガイド

クロスリテイリング株式会社とは?

販売元である「クロスリテイリング株式会社」については何度も取り上げています。

クロスリテイリング株式会社について

国税庁法人番号公表サイト情報

・法人番号指定年月日 平成27年(2015年)10月5日
・法人番号9010001126578
(会社設立は2009年7月23日)

「クロスリテイリング株式会社」のホームページはこちら。

クロスリテイリング株式会社
クロスリテイリング株式会社
https://crossretailing.co.jp/

投資に関するセミナー事業、メディアの運営、投資システムの販売・開発を行っており
資本金約15億円(グループ全体)、法人全体の従業員数128名の会社です。

とにかくFX関連の商材を乱発、当ブログでも数々のFX商材を取り上げてきました。

「クロスリテイリング株式会社」を検索すると「脱税」「裁判」といった関連ワードが出てきます。
これは、過去にクロスリテイリング株式会社の創業者が脱税で在宅起訴されたり、商材を購入した購入者から集団訴訟の話が出ていたりといったことで、関連ワード表示されていると考えられます。

クロスリテイリング株式会社の販売商材

同社の商材といえば、インフォトップで販売されているものだけでもかなりの数になります。

「高速スキャルピングマニュアル」
「恋スキャFX ビクトリーDX完全版」
トレンド・ハンターFX
「ゲイスキャFX」
1秒スキャルFX
Global Dream FX
「シークレットセオリー・フルオートEA」
「三尊無双FX」
The Secret FX」などなど

とにかく煽りのスゴイ、セールスページが特徴です。

億スキャFXの料金は?

価格

販売価格は

54,780円(税込)

買い切り価格になります。
返金保証はナシ。
サポートは90日間のメールサポート。
無期限・回数無制限のコメントサポートがあるとのことですが、会員サイトでのQAですね。

高橋良彰とは?

こちらの商材、「100億円高橋」こと高橋良彰と同じ稼ぎ方を身に付けられるとのふれこみです。

100億円?

彼が率いたチームがこれまでに上げた利益が、およそ100億円にも上るってことで、100億円の高橋ってことらしいよ。

それって、何も証拠はないよね。。。

高橋良彰プロフィール

以下がセールスページから分かるプロフィールです。

  • 日本でも数少ない、本当に成功しているプロップトレーダー
  • シカゴで学んだ最先端の投資ノウハウを日本に持ち込み、大成功を収めたパイオニア
  • 投資業界をリアルに描いた連載小説『灰色白書』の主人公、高木清明のモデル
  • 投資歴はおよそ30年にもおよぶ
  • 彼が教えた50名以上の教え子は全員が成功
  • アメリカのみならず台湾、中国、韓国、インドネシアなど、世界各国がこの手法を手に入れようと、奪い合っていたが、今回クロスグループがついに独占契約に成功
  • 世界屈指のディーラーだけが集まるシカゴで学んだトレード戦略をベースに、相場と真摯に向き合った者だけが到達できる境地を、FX初心者でも勝率90%以上を狙える唯一無二のFXの絶対公式、「TAKAHASHIメソッド」として体系化した。
高橋良彰
高橋良彰(セールスページより)

プロフィールを検証してみた

上記プロフィールが本当だとすると、かなり優秀・やり手のトレーダーという印象を受けます。
彼自身は、実際にトレーダーとしての活動実績があるようです。
しかしながら、プロフィールを額面通りに受け取る訳には行きませんので、私なりに少し調べてみました。

シカゴで学んだ経歴

セールスページでは、盛んに「投資の聖地・シカゴ取引所出身」「本場シカゴのトレード戦略」「世界経済の司令塔シカゴ・ボード・オブ・トレード出身」などシカゴの取引所出身アピールが見られます。

シカゴ・ボード・オブ・トレード(シカゴ商品取引所)の出身トレーダーとのことですが、よくよく調べてみると、シカゴにいたのは1992年~1993年の1年間のみ

以下、Linkedinにあるプロフィールのキャプチャです。

高橋良彰プロフィール
高橋良彰プロフィール

当時の勤務先(株式会社セントラル商事)からトレーニー(研修生)として派遣されたとのこと。

午前中は大学、午後はシカゴ・ボード・オブ・トレード内の経済ルック、ピーターズ&カンパニー社でトレーニーとして研修していたということです。

ちなみに、シカゴ・ボード・オブ・トレード(シカゴ商品取引所)ですがFX取引ではなく商品先物取引所です。

シカゴ商品取引所(シカゴしょうひんとりひきじょ、英: Chicago Board of Trade、略称:CBOT・CBT)は、シカゴ・マーカンタイル取引所グループのシカゴにある商品先物取引所である。

世界の商品市場に大きな影響力を持つ取引所で、特にトウモロコシや大豆などの穀物の先物価格形成に強みを持っている。

引用元:Wikipedia

小説のモデルとは?

投資業界をリアルに描いた連載小説『灰色白書』の主人公、高木清明のモデルとありますが、検索しても『灰色白書』なる小説はヒットしません。

持てる検索スキルを駆使して調べたろころ、ようやく見つけました。
この小説、以前存在した[エムトレ]というFX・仮想通貨・先物の情報サイトに連載されていた小説だということが判明しました。
書籍ではなく、単なるWEBサイト内の連載小説でした。

余談ですが、[エムトレ]は、RFS Management株式会社が運営していたサイトです。
RFS Managementは今年6月に閉鎖されていますが、[エムトレ]の前は悪名高い[アドミラルインベスターズ]という投資顧問サイトを運営していた会社です。

世界各国から引く手あまたの手法

セールスページには、高橋良彰のトレード手法が、アメリカのみならず台湾、中国、韓国、インドネシアなど、世界各国が奪い合っていたとあります。

そんなにスゴイ人なら海外でも有名かもしれないと、Googleの検索設定を英語に変更した上で、「Yoshiaki Takahashi」や「Yoshiaki Takahashi trader」などで検索してみましたが、全く検索結果に出てきません
ヒットするのは同姓同名の別人ばかり。

本当に海外でも名の知られたトレーダーなのかな?

その他にも、掲載されたと言っている雑誌が随分前に廃刊になっているものだったり、インタビューが乗ったと言っている書籍の評判が良くなかったり、実績データが自作の表形式だったりと突っ込みどころは満載です。

億スキャFX概要

チャート

「億スキャFX」のロジックは、移動平均線を使ったテクニカル分析「パーフェクトオーダー」です。

トレードスタイルは短時間で利益を上げる5分足スキャルピング。
分析や判断に2つのツールを使用するので初心者でもすぐに取り組めるということらしいです。

ツールは以下の2つ。

パーフェクトオーダーツール

オリジナルの移動平均線『TMA』をベースにエントリータイミングを判断できるツール

マルチタイムスコープ

大局的なトレンドの方向性を教えてくれるマルチタイム分析ツール

この「パーフェクトオーダーツール」と「マルチタイムスコープ」がマッチすると高勝率トレードのチャンスとなるそうです。

高橋良彰が生み出したオリジナルの移動平均線『TMA』には、シカゴ流のトレード戦略が生かされているということらしいです。。。

2つのツールを確認するだけのトレードで、果たして初心者が本当に利益を出せるのでしょうか?

【ネタバレ】口コミやレビュー

レビュー・口コミ

商材についてネット検索してみると、参考にできそうなコメントやレビューがありましたので、いくつか引用してみました。

さっき億スキャっつーのヤフオクでポイント余りで買って試してるけど
裁量でトレード選ばないと 普通に負けだな

引用元:http://www.info-bonbon.com/investment/tkhs02d.html

このインジケーターも、使い方次第では結果が出るかもしれませんが、全てを任せて、ツールとルールに従うだけのトレードすると、投資資金が底をついてしまうのは、時間の問題という事が容易に想像できます。

引用元:http://www.bakuroita.com/202111/itf87h.html

実際には、裁量判断は大いに必要でしょう。トレンドフォローにつきものの「ダマシ」を回避することは難しいので、絶対的に利幅を伸ばしていくトレードが求められます。

引用元:https://fxinspect.com/archives/26605

レビューやコメントにもあるように、この商材を購入したから必ず儲かるという訳ではありません。

億スキャFXの総評

総評

管理人の意見としては、オススメできません

まず、TAKAHASHIメソッドの考案者である高橋良彰は、先物取引を主戦場としてきた人物です。
FX専門トレーダーというわけではありません。
チームで100億の利益を生み出したとありますが、仮にこれが本当だとしてもFXで生み出した利益ではないでしょう。

クロスリテイリングにありがちな誇大広告、虚偽広告と思われる文言で溢れたセールスページ。
実績・経歴の不確かな商材監修者。
信じがたい勝率95.8%。

初心者でも簡単と、盛んにアピールされていますが、初心者が裁量無しで2つのツールが出すサインだけを参考にトレードしても稼ぐのは難しいでしょう。

以上、「億スキャFX」についてでした。

当サイトのコンテンツや情報において、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めていますが、誤情報が入り込んだり、情報が古くなったりすることもあります。必ずしも正確性を保証するものではありません。また合法性や安全性なども保証しません。当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。
詳細につきましては、免責事項のページをご確認ください。


当サイトおすすめの副業を不定期・限定にてご案内

\ 不定期ご案内 /

※数量限定・期間限定のため、ご紹介出来ない場合もございますので、予めご了承ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

このブログは、管理人による日々の商材観察を記録する観察日記です。
商材のことを調べていて当ブログにたどり着いた方の参考になれば幸いです。

目次