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有名人の写真を勝手に使用した広告に注意しましょう

有名人の写真を勝手に使用した広告に注意しましょう

最近、芸能人や著名人の写真を勝手に使用した広告がInstagramやFacebookに溢れまくっています。

当ブログでも、前澤友作氏や孫正義氏などの写真を勝手に使用して、「Bitcoin」という仮想通貨トレードプラットフォームへ誘導する事例を記事にしました。

以前から、そういった広告はあったのですが、ここ最近の頻出頻度は酷いものです。
もう、どれが本物でどれが偽物かわからないカオス状態。

そういった広告について、まとめてみました。

目次

Instagram・Facebookの広告審査はどうなっている?

You Tubeの広告審査基準も大概ですが、InstagramやFacebookの広告基準は更にひどい印象を受けます。

InstagramおよびFacebookの運営元は、アメリカのMeta社(旧Facebook社)です。
ご存知Facebookの創立者、マーク・ザッカーバーグがCEOを務める会社です。
(日本法人は、Facebook Japan株式会社)

広告申請はMeta社を通すことになり、InstagramもFacebookも広告基準が同じですし、両プラットフォームに同時に広告を掲載することが可能です。

広告審査は、広告及びアクセス先のページに対して、基本自動で行われており、場合によって人によるマニュアル審査が行われます。

有名人の写真を勝手に広告に使用することは、主にパブリシティ権の侵害にあたるのですが、現状Meta社の自動審査機能がパブリシティ権侵害を判断出来ない仕様になっていると考えられます。

人によるマニュアル審査であれば弾けるものも、自動審査ゆえに弾けないという穴を突かれた感じですね。

前澤友作氏がFacebook Japan株式会社に説明を求めるも本社に丸投げされる

以前投稿した「Bitcoin」以外にも、前澤友作氏の写真は、ありとあらゆる広告に無断使用されています。

不審に思った方や、実際に飛び先のページを信用してしまった人たちから、前澤氏のSNSへたくさんの報告が寄せられました。

前澤氏はX(旧Twitter)で、「自身と全く関係ない」と注意喚起を行い、Facebook Japan社へ改善を要請されていましたが、一向に対応がなされないため、Facebook Japan社へ対し内容証明を送付することになります。

この内容証明に対するFacebook Japan社の回答はと言うと、「私たちは何もできない。アメリカのMeta社に問い合わせてくれ」というものでした。

ほんと、何のための日本法人なんだか。

前澤氏が動いてくれたことで、何らかのアクションはあると思われますので、Meta社、Facebook Japan社の今後の対応に注目です。

正直、不正が疑われる広告をいくつも掲載するプラットフォームなんて、ユーザーの信用をなくすばかりか、まっとうな広告主からも敬遠されかねません。

Meta社、Facebook Japan社は、早急に対策を行うべきだと思います。

Meta広告ポリシーの原則に、以下のようにしっかり記載されているわけですし。

Meta広告ポリシーの原則
Meta広告ポリシーの原則
引用元:https://transparency.fb.com/ja-jp/policies/ad-standards/

勝手に画像を使用されている著名人は何人も・・・

記事執筆時に管理人が確認できただけでも、かなりの数の芸能人、著名人が勝手に画像を使用されています。

  • 前澤友作
  • 孫正義
  • 池上彰
  • 村上世彰・村上フレンツェル玲・村上財団
  • 桐谷広人
  • 厚切りジェイソン
  • 成田悠輔
  • 西野亮廣
  • 中田敦彦
  • 堀江貴文
  • メンタリストDaiGo
  • 坂上忍
  • 西原理恵子
  • 山崎元
  • イーロン・マスク

他にも見かけましたが、覚えているだけでもこれだけの方々の画像が無断使用されていました。

大体の方は、ご自身のXアカウントや公式サイト、事務所サイトなどで「注意喚起」されているので調べれば分かりますし、広告自体が怪しいので、信じてしまう人なんて少ないと思うじゃないですか?

でも、調べもせずに信じちゃう人いるんですよ。
それも結構な数が。

怪しい広告を見分けるには

Meta社がきちんと対応してくれるまでは、怪しい広告が出続けるわけなので、ユーザ側がしっかりと見極めていかなければなりません。

広告が怪しいかどうか、見分けがつかない方のために、広告見極めポイントをいくつかまとめてみました。

掲載されている有名人の公式サイト・公式SNSを確認する

まずは、広告に使用された有名人の公式サイトや公式SNSに、広告に関する情報が記載されていないか確認します。

以下の画像は、Instagramに出てきた怪しい広告です。

桐谷広人氏の写真を勝手に利用した広告
桐谷広人氏の写真を勝手に利用した広告
引用元:https://www.instagram.com/

投資家、プロ棋士として有名な「桐谷広人」氏の写真を使用した株式投資サービスの広告です。

“桐谷さん”と誤字がある時点で、偽物感がすごいですが、クリックする前に桐谷広人氏のX(旧Twitter)アカウントを確認してみます。

すると、以下の投稿を発見しました。

桐谷氏自ら注意喚起を行っていますので、偽物広告確定ですね。

SNSアカウントがない場合は、有名人の公式サイトや事務所サイト、広告主の公式サイトに何らかの情報がないか確認しましょう。

広告バナーの品質を確認

上記バナーにも“桐谷さん”(おそらく“桐谷さん”が正しい)といった誤字が見られますが、怪しい広告は画像の解像度が低かったり、切り抜きが甘かったり、変なフォントが使用されていたりと、デザイン的にクオリティが低いことがあります。

きちんとした広告主による広告であれば、誤字や不自然な言い回しなどは見られず、デザインのクオリティが高く、画像もクリアなものが使用されているのが普通です。

過度な広告表現がないか確認

広告バナーやテキストに、誤認を誘発するような表現がないかも重要なチェックポイントです。

極端に安価であったり、無料という表現、あり得ない収益率、〇〇で1位(出典元記載なし)など、誇大広告と思われる表現がないか確認します。

過度な表現が使われている場合、法律を無視した広告ですので、注意が必要です。

広告主や連絡先情報を確認

広告に記載されている広告主名や、リンク先にある連絡先を確認するのも本物を見分けるのに有効です。

広告主名が記載されていれば、公式サイトをチェックし、信頼できる広告主か、広告内容が事実か確認します。
広告主が不明、怪しい等の場合は、信用度が低い広告と言えるでしょう。

広告のリンク先ページに広告主(運営者)情報や連絡先が記載されていない場合も、注意が必要です。

リンク先のページを確認

広告のリンク先ページを確認すると、著しくデザインのクオリティが低い場合があります。
その場合、多くは偽物の可能性が高いです。

桐谷広人氏の画像を使った広告の飛び先も以下のようなページで、デザインクオリティは残念なものです。

桐谷さん株式投資
桐谷さん株式投資
引用元:http://www.gaoqianfa.com/x/

また、怪しいものは、広告主名や連絡先も記載されておらず、LINE等に誘導してくるものが多いです。

商材名・広告名でネット検索

広告名や商材名でネット検索を行い、悪い評判や口コミがないか確認することで、被害を未然に防ぐことができます。

怪しいと思ったらネット検索、SNSでの検索はマストです。

怪しい広告を通報するには

副業や投資について検索をしていると、SNSに表示される広告も関連したものが表示されるようになります。
ジャンルのせいか、怪しい広告も多いわけですが、こういった広告は運営者に通報することができます。

通報してもドンドン湧いてくるのでイタチごっこですが、広告違反が認められた場合、その広告が削除されるので、何もしないよりはマシです。

下記はInstagramの場合ですが、Facebookでもほぼ同じです。

STEP
広告の右上にある3つの点をタップ

Androidの場合は縦に円3つ、iPhoneの場合は横に円3つ

STEP
広告を報告をタップ
STEP
報告理由に該当するものをタップ
広告を通報する方法
広告を通報する方法

以上で報告完了です。

広告から遷移した飛び先のページについても、同様に右上の3つの点から同様に報告することができます。(スマートフォンの場合)

Instagramで広告違反が認められた場合、広告が削除された旨が運営より報告されます。

広告レポート
広告レポート

広告を通報しても、広告主には誰が通報したかは分かりません。
(著作権侵害での報告の場合は、著作権利所有者の名前が相手側に通知されます)

Meta社・Facebook Japan社の早急な対応を

2012年にFacebook社(現Meta社)が、Instagramを買収してからというもの、ストーリーズ、ライブ機能など、様々な機能が実装され、広告が掲載されるようになり、オリジナルのInstagramとは似て非なるものに変貌を遂げていきました。

ユーザーの増加と機能の追加に伴い、マネタイズを目指すアカウントや怪しい副業を勧誘するアカウントが増加しています。
数年前と比べると、明らかにプラットフォーム上の治安が悪化していると感じます。
そのため、怪しいアカウントや広告には十分な注意が必要です。

このままでは、ユーザーだけでなく、広告を出稿する広告主の信頼も失いかねません。
ユーザーが信頼できる環境でプラットフォームを利用できることは、長期的な成功のために重要だということは企業側も認識しているはずです。

ユーザーと広告主の信頼を維持し、InstagramやFacebookの安全性と信頼性を高めるために、Meta社およびFacebook Japan社が適切な措置を講じることを期待したいと思います。

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この記事を書いた人

このブログは、管理人による日々の商材観察を記録する観察日記です。
商材のことを調べていて当ブログにたどり着いた方の参考になれば幸いです。

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