本日は「BOOM×BOOM」なるオファーについてです。
「社会貢献型副業コミュニティRivival」を販売している天野浩一が、バックエンドオファーとして新たに展開しているのが「BOOM×BOOM」です。
BOOM×BOOM とは?
本オファーは、「Rivival」へのメール登録時に使用したアドレス宛に届いたオファーです。
ページ内には、動画が埋め込まれており、天野浩一により「BOOM×BOOM」の説明が行われます。
引用元:https://rivamnkci.com/han/dw/crs_sig/
- BOOM×BOOMでは稼ぐ時間は1日20分ほど。
- 最初の準備作業や設定などが終わったとはたった1日20分ほど、スマートフォンもしくはパソコンでささっと作業するだけで十分です。
- 1日たった20分で20万円。
- 場合によっては30万円40万円と稼ぐ事が可能です。
- AIとSNSの組み合わせによって収益を得る方法となります。
- 人が集まった、ファン化したXのアカウントでとある色々な企業の商品を紹介する事で広告費を企業から受け取ることができる
「BOOM×BOOM」は、Xアカウントを作成しAIの力でフォロワーを増やし、そのアカウントで企業の商品を紹介することで広告費を受け取るというビジネスモデルです。
そもそも、AIの力で人を集めるという仕組みが不透明ですが、常識的に考えて、1日20分の軽作業で月20万円以上というのは、アフィリエイトやSNSマーケの世界でもほぼありえません。
フォロワーを増やしたところで、エンゲージメント率が高くなければ収益につながることはありません。
つまりは、AIを使って偽のフォロワーを増やしたところで、広告効果はありません。
また、Xは不自然なアカウント増加に非常に厳しく、BOTやAI運用で増やしたフォロワーは凍結対象になる可能性が高いため、非常に危険な手法です。
異なる特定商取引法の表記が存在
特商法に記載されている情報は、「Rivival」と同じです。
運営会社 | 合同会社Renaissance |
運営統括責任者 | 天野 浩一 |
住所 | 茨城県つくばみらい市絹の台2-4-15 |
メールアドレス | amano@rivamnkci.com |
参照元:https://rivamnkci.com/han/dw/crs_sig/law.html
特商法には、連絡が取れる番号を記載する必要がありますが、電話番号の記載がありません。
「合同会社Renaissance」については、以下の記事を参照下さい。

上記の特商法は主なものを一部抜粋して掲載しています。
特定商取引法(特商法)とは
特定商取引法は、消費者トラブルがおこりやすい取引類を対象に、消費者の利益を守るために定められた法律です。
重要事項を表示することを義務付け、また、虚偽・誇大な広告を禁止しています。
特商法の表記があるから絶対安心というわけではありませんが、販売業務を行うにあたっては表記が義務付けられているので、特商法の表記がないものには注意が必要です。
特定商取引法(特商法) クリックで詳細表示
特定商取引法に基づいて、インターネット上の取引では
- 販売価格(役務の対価)(送料についても表示が必要)
- 代金(対価)の支払時期、方法
- 商品の引渡時期(権利の移転時期、役務の提供時期)
- 申込みの期間に関する定めがあるときは、その旨及びその内容
- 契約の申込みの撤回又は解除に関する事項(売買契約に係る返品特約がある場合はその内容を含む。)
- 事業者の氏名(名称)、住所、電話番号
- 事業者が法人であって、電子情報処理組織を利用する方法により広告をする場合には、当該事業者の代表者又は通信販売に関する業務の責任者の氏名
- 事業者が外国法人又は外国に住所を有する個人であって、国内に事務所等を有する場合には、その所在場所及び電話番号
- 販売価格、送料等以外に購入者等が負担すべき金銭があるときには、その内容及びその額
- 引き渡された商品が種類又は品質に関して契約の内容に適合しない場合の販売業者の責任についての定めがあるときは、その内容
- いわゆるソフトウェアに関する取引である場合には、そのソフトウェアの動作環境
- 契約を2回以上継続して締結する必要があるときは、その旨及び販売条件又は提供条件
- 商品の販売数量の制限等、特別な販売条件(役務提供条件)があるときは、その内容
- 請求によりカタログ等を別途送付する場合、それが有料であるときには、その金額
- 電子メールによる商業広告を送る場合には、事業者の電子メールアドレス
などの表記が義務付けらています。
参照:特定商取引ガイド
BOOM×BOOMの料金は?

「BOOM×BOOMスターターキット」の参加費は、20万円のところ12,850円と、ありえないディスカウントが強調されていますが、このような価格設定には注意が必要です。
この価格表示は、情報商材ビジネスでよくある 「二重価格商法」 です。
特定商取引法の観点から見ても 景品表示法違反に該当する可能性があります。
実際には最初から12,850円での販売を前提としていたにもかかわらず、根拠のない「定価」を提示して、お得感を演出し、「今買えば得をする」とユーザーの購買意欲をあおっている可能性が高いといえるでしょう。
銀行振込の振込先口座ですが、収納代行サービス「シマトモSUIクレジツトサ-ビス」の口座となっており、合同会社Renaissanceの口座ではありません。
BOOM×BOOMの総評

「AIでフォロワーを増やし、企業から広告費を得る」としていますが、SNS運用で安定した収益を得るには地道な実績と信頼が不可欠であり、短期間で初心者が数十万円を稼げるようなものではありません。
参加費を支払ったところで、本当にAIサービスが提供されるかも疑わしいところです。
さらに、参加後に、より高額なプランやサポートへの追加費用を求められる可能性も否定できず、12,850円はあくまで入り口に過ぎないと考えるのが妥当でしょう。
以上、「BOOM×BOOM」についてでした。