本日は、毎週5万円を稼ぎ出すらしい「Brightness」について取り上げたいと思います。
こちら、FXトレーダーとして活動しているコウスケという人物が開発・立案した商材です。
Brightness セールスコピー
まずは、セールスページのコピーを見ていきましょう。
引用元:https://brightness-official.com/lp37503/
- 最短3日後から毎日1万円狙えます!
- Brightness開発者でありFXの世界大会で準優勝の実力の超大物トレーダー“コウスケ”が提供
- それ以降も“毎日”1万円を狙い続けられます
- 受取期限がせまっていますのでひとまず詳しい話はメールを送信して利益を実感してから確認してください
- とにかく期限が迫っているので急いでください
商材は、FXに関係する商材であることは予想できます。
とにかく「受取期限が迫っている」と煽られますが、数ヶ月に渡り“期限が迫っている”状態なので、期限など無いのも同じです。
特定商取引法の表記
社名 | 株式会社プラスビジョン |
代表 | 竹内健介 |
所在地 | 107-0062 東京都港区南青山2-2-15 WIN青山531 |
電話番号 | 03-4572-0056 |
メールアドレス | info@brightness-official.com |
表記の住所はバーチャルオフィス「ウィン青山」です。
数々の怪しい業者が所在地としている「ウィン青山」だよ。
上記の特商法は主なものを一部抜粋して掲載しています。
特定商取引法(特商法)とは
特定商取引法は、消費者トラブルがおこりやすい取引類を対象に、消費者の利益を守るために定められた法律です。
重要事項を表示することを義務付け、また、虚偽・誇大な広告を禁止しています。
特商法の表記があるから絶対安心というわけではありませんが、販売業務を行うにあたっては表記が義務付けられています。
特定商取引法(特商法) クリックで詳細表示
特定商取引法に基づいて、インターネット上の取引では
- 販売価格(役務の対価)(送料についても表示が必要)
- 代金(対価)の支払時期、方法
- 商品の引渡時期(権利の移転時期、役務の提供時期)
- 申込みの期間に関する定めがあるときは、その旨及びその内容
- 契約の申込みの撤回又は解除に関する事項(売買契約に係る返品特約がある場合はその内容を含む。)
- 事業者の氏名(名称)、住所、電話番号
- 事業者が法人であって、電子情報処理組織を利用する方法により広告をする場合には、当該事業者の代表者又は通信販売に関する業務の責任者の氏名
- 事業者が外国法人又は外国に住所を有する個人であって、国内に事務所等を有する場合には、その所在場所及び電話番号
- 販売価格、送料等以外に購入者等が負担すべき金銭があるときには、その内容及びその額
- 引き渡された商品が種類又は品質に関して契約の内容に適合しない場合の販売業者の責任についての定めがあるときは、その内容
- いわゆるソフトウェアに関する取引である場合には、そのソフトウェアの動作環境
- 契約を2回以上継続して締結する必要があるときは、その旨及び販売条件又は提供条件
- 商品の販売数量の制限等、特別な販売条件(役務提供条件)があるときは、その内容
- 請求によりカタログ等を別途送付する場合、それが有料であるときには、その金額
- 電子メールによる商業広告を送る場合には、事業者の電子メールアドレス
などの表記が義務付けらています。
参照:特定商取引ガイド
株式会社プラスビジョンとは?
販売業者である「株式会社プラスビジョン」について調べてみました。
株式会社プラスビジョンについて
・法人番号指定年月日 令和元年(2019年)10月31日
・法人番号 1010501044832
(会社設立年月は不明)
こちらが株式会社プラスビジョンのホームページ。
広告代理業、ウェブサイトの企画・制作・コンサルティング、店舗経営、芸能プロダクションの経営、ステージ演出、メディア事業、印刷出版など幅広い業務を行っているようです。
株式会社プラスビジョンの所在地はバーチャルオフィス
特商法に表記された住所(東京都港区南青山2-2-15ウィン青山)をGoogleストリートビューで確認してみると以下の建物が表示されます。
所在地(東京都港区南青山二丁目2番15号)にあるウィン青山ビルはバーチャルオフィスですので、この場所での会社運営実態はありません。
会社の事業が、広告代理店業から芸能プロダクション経営、ステージ演出まで多岐にわたるのに、バーチャルオフィスを利用するって明らかに不自然ですよね?
ちなみに、令和元年以降、3度も住所が変更になっています。
コウスケ(竹内健介)とは?
Brightness開発、プロジェクトの立案者であるコウスケですが、トレーダーとしての実績もありメディア等への露出も見られる人物です。
以下、簡単なプロフィールをまとめてみました。
- 元ビジュアル系バンドのギタリスト
- トレード歴8年
- 世界トレードコンテスト2019 WTC (ロビンスカップ)第2位獲得
- 世界トレードコンテスト2017-2018 WTC (ロビンスカップ)第3位獲得
- 世界トレードコンテスト2022 WTC(ロビンスカップ)首位独走中 2022年8月現在
WTCは米国Robbins Trading Company社(以下ロビンス社)により1983年から始まったリアルタイム・リアルマネーで競い合うトレードコンテスト
引用元:Wikipedia
他の実績の怪しいトレーダーと比べると、実力のあるトレーダーだと言えるでしょう。
実際、ロビンスカップのWEBサイトにて成績を確認することもできました。
コウスケ(竹内健介)の過去販売商材が微妙
トレーダーとしての実績があるコウスケ(竹内健介)ですが、過去にもFXに関する商材を販売してきました。
ただ、これらの商材の評判が良くないのが気になるところ。
あのクロスリテイリングと組んでいたりするところも残念ポイントです。
プロフェッショナル・トリガーFX(プロトリFX)の口コミ・レビュー
ビギナーモードのみで1ヶ月テストしましたが資産が半分以下になりました。
引用元:http://www.info-bonbon.com/investment/pr0ftrku.html
ストップの位置が異常に深いのに対してリミットは常識的な位置に出るので勝率半々でも資産は半減します。
MEVIUSの口コミ・レビュー
実績画像を編集してまで成果をアピールしている時点で、むしろマイナスな印象が強いのが否めませんしね…。
それにあのクロスリテイリング株式会社関連の案件ですから、どの道使ってもいい事があるとは思えません。
引用元:JILL OFFICIAL CONSIDERATION
実力あるトレーダーなのに、なぜ怪しい事業者と組んだり、評判の良くない商材販売を行っているのか不思議です。
【潜入】Brightnessにメール登録してみた
商材の内容が分からないので、メール登録して確認してみました。
数日かけて商材の内容が展開されます。
セールスページにあるこちらの画像を見ると分かるように、典型的なプロダクトローンチです。
商品売り込みを行うにあたり、商品情報を小出しにしていくことで見込み顧客の購買意欲を高めていくマーケティング手法です。
無償のコンテンツを段階的に提供して、見込み顧客の熱量が高まったところで有料商品を売り込みます。
LINEアカウントへ登録
メール登録と同時にLINE登録も促されます。
LINEアカウントに登録すると、早速メッセージが届き、段階を踏んで長文メッセージや動画リンクが配信されます。
(動画は、3日間にわたり1話ずつ公開)
もちろん、LINEのステップ配信を使って、予め用意されたメッセージが送られているだけなので、登録した人全員に同じメッセージが届きます。
動画が安っぽい・・・
第1話では、インタビュアーの浅井瑞紀という人物とコウスケの対談が流れます。
お互い、カンペを読んでるんでしょうね。
語りかけているはずなのに、ちょこちょこ目線が合いません。(笑
2話目では、お悩み相談が始まるのですが、相談者が購入してしまった高額商材の業者に凸電する小芝居が始まります。
なんだこりゃ?となりますし、相談者の方たちが大根芝居過ぎてもう。。。
とにかく、相談者2名+インタビュアーの3名で「Brightness」のモニターに参加することになります。
動画の公開日は2022年7月25日です。
受取期限が迫っているとか言ってる割に、公開から4ヶ月も経ってるんですね〜。
「Brightness受取に必要なブロック選択」という安っぽい仕掛け
2話の最後では、Brightnessの受け取りは抽選のため、LINEでA・B・Cのいずれかのブロックを選択するように指示があります。
期限は本日24時までとのこと。
これね、どれを選んでも当選します。
なんなら選ばなくても、ランダムにブロックをあてがわれて当選します。
3話の動画公開がされ、次の日に当選発表がありますが、どのブロックを選んでも「おめでとうございます!!」のページが表示されます。
動画を3話まで見たけど、結局詳しいロジックは不明
当選確認を待つ間に、3話目の動画を視聴することになります。
モニターとなった3名の1週間の利益が発表されますが、一体どんな作業をして利益を出しているのかは不明のまま。
残高の画面を見せられるだけです。
自動売買なのか、EAを使ったトレードなのか全くわかりません。
翌日、当選結果のLINEメッセージが届き、指定されたページにアクセスすると予想通り当選していました。
このページでもシステムの詳しい内容は分からずじまい。
ページ下部にあるこの説明で、MT4用のツールらしいことがようやく判明。
【料金】Brightnessはいくら?
「Brightness」の販売価格は
18,000円(税込)
買い切り価格で月額課金・使用期限ナシ
無料サポート付き
Brightnessの設置ができない場合は返金保証あり
この価格だったら、回りくどくプロダクトローンチ手法を取る必要なんてあります?
普通に売り出すほうが良いんじゃないかと思うのですが。
考えられるのは、購入者への高額バックエンド商材ですね。
【ネタバレ】口コミやレビュー
検索しても購入者の口コミやレビューは発見できず。
疑問視する声や批判するブログはたくさんありますが、購入者は全く見当たりません。
Brightnessの総評
今回の商材、管理人の意見としては、オススメできません。
ステップ配信される内容や動画では、商材の具体的な内容は全くわかりません。
本当に稼げるのなら、モニターの3人が実際に画面操作をしている様子も見せればいいのに、利益の数字を見せるだけ。
本当に稼働するツールなのかすら怪しい気がしてきます。
18,000円という価格なので、購入すると高額バックエンド商材が控えている可能性も十分考えられます。
実際の利用者の声や、儲かったという話も全く聞こえてこないので購入は控えたほうがいいでしょう。
以上、「Brightness」についてでした。