本日は、副業マッチングメディア「ナビナビ ~navinavi~」という案件についてです。
こういうのは、大体オプトインアフィリエイトが多いけど、どうでしょうね〜。
ナビナビ セールスコピー
早速、ナビナビのセールスページを見てみましょう。
引用元：https://work-navi2022.com/navinavi/
- スキルなし未経験から在宅ワークで私史上最高のノンストレス生活！
- あなた専用の副業に出会うSNS副業マッチングメディア
- 平均収入額 +83,717円
- 未経験でも収益を出しやすいマンツーマン指導
- 今なら、毎月抽選でマネーギフト最大5万円分が抽選で30名様に当たる!!
なんでも、LINEで適職診断を行うとおすすめの副業を紹介してくれるとのこと。
先にっちゃいますが、検証の結果、稼げそうな副業なんて紹介してくれませんし、マンツーマン指導が何を意味しているのかも謎でした。
ページ内に記載の内容は、実際とは異なることばかりで景品表示法に違反している箇所が何箇所も見受けられます。
ナビナビ 特定商取引法の表記がとんでもないことに
ページ下部に特商法へのリンクがあるのですが、特商法のページが信じられないことになっています。
そのページがこちら
引用元：https://work-navi2022.com/navinavi/law.html
テンプレートのまま、記入し忘れているんでしょうか？
それともあえての＃表記でしょうか？
何にせよ、ありえないページとなっています。
特定商取引法（特商法）とは
特定商取引法は、消費者トラブルがおこりやすい取引類を対象に、消費者の利益を守るために定められた法律です。
重要事項を表示することを義務付け、また、虚偽・誇大な広告を禁止しています。
特商法の表記があるから絶対安心というわけではありませんが、販売業務を行うにあたっては表記が義務付けられています。
特定商取引法（特商法） クリックで詳細表示
特定商取引法に基づいて、インターネット上の取引では
- 販売価格（役務の対価）（送料についても表示が必要）
- 代金（対価）の支払時期、方法
- 商品の引渡時期（権利の移転時期、役務の提供時期）
- 申込みの期間に関する定めがあるときは、その旨及びその内容
- 契約の申込みの撤回又は解除に関する事項（売買契約に係る返品特約がある場合はその内容を含む。）
- 事業者の氏名（名称）、住所、電話番号
- 事業者が法人であって、電子情報処理組織を利用する方法により広告をする場合には、当該事業者の代表者又は通信販売に関する業務の責任者の氏名
- 事業者が外国法人又は外国に住所を有する個人であって、国内に事務所等を有する場合には、その所在場所及び電話番号
- 販売価格、送料等以外に購入者等が負担すべき金銭があるときには、その内容及びその額
- 引き渡された商品が種類又は品質に関して契約の内容に適合しない場合の販売業者の責任についての定めがあるときは、その内容
- いわゆるソフトウェアに関する取引である場合には、そのソフトウェアの動作環境
- 契約を２回以上継続して締結する必要があるときは、その旨及び販売条件又は提供条件
- 商品の販売数量の制限等、特別な販売条件（役務提供条件）があるときは、その内容
- 請求によりカタログ等を別途送付する場合、それが有料であるときには、その金額
- 電子メールによる商業広告を送る場合には、事業者の電子メールアドレス
などの表記が義務付けらています。
参照：特定商取引ガイド
ナビナビ サーバー・ドメイン情報
以下、2023年7月22日時点のサーバー・ドメイン情報です。
| ドメイン | work-navi2022.com |
| サーバーIP | 160.16.130.175 |
| ドメイン取得日 | 2021年10月26日 |
| SSL証明書の種類 | ドメイン認証（Let’s Encrypt） |
| ドメイン登録者 | yuusuke koseki |
| ドメイン登録者住所 | 2-9-9 Mikkaichi-chou, Shoubara-shi, Hiroshima |
ドメイン所有者情報に、思いっきり契約者と思しき人物の名前と住所がありました。
whois情報の公開代行を知らないのかな？
ドメイン登録者情報を開示しているなら特商法にもきちんと記せばいいのに・・・
【潜入】ナビナビ LINEアカウントを友だち追加してみた
特商法のページを見るだけで、この案件には関わら無い方が良さそうなのは明白ですが、当ブログは観察が目的ですので、LINE登録してみます。
LINEアカウントは「【公式】副業ナビ」です。
性別や年代といった質問に答えていくと、AIが弾き出した（おそらくウソ）副業リンクが送られてきます。
送られてきた副業は・・・
1番目の副業は「写真撮影で3万稼げる」ってことで新たなLINEアカウントを登録させられます。
2番目はナビナビと同じようなオプトインアフィリエイト狙いの「誰でも副業」。
その他の副業も、FX自動売買をうたって高額バックエンドプランがあるものや、お金配り等、稼げるとは思えないものばかり。
なぜ、ナビナビは稼げない情報ばかり送ってくるのかというと、これらのトンデモ案件のアフィリエイト報酬の割がいいからなんですよね。
ナビナビは紹介報酬狙いのオプトインアフィリエイト
ナビナビで紹介されたリンクを踏むと、URLにはユーザー識別用のアフィリエイトコードが確認できます。
ナビナビは、紹介料報酬狙いのオプトインアフィリエイだということは明らかです。
LINE登録者が、メッセージで消化したリンク先で登録を行ってくれれば、ナビナビに報酬が入ってくるわけです。
紹介する副業を魅力的に見せて、登録を促しますし、様々なトンデモ案件を次から次に送ってくるのも納得ですよね。
紹介した案件で、こちらが損をしようが、ひどい目に会おうが、ナビナビには関係ないわけです。
こういったアカウントが紹介する案件で稼げることはありませんので、気をつけましょう。
オプトインアフィリエイトは、自分のブログやメルマガなどで商材やサービスを紹介し、報酬を獲るアフィリエイトです。
メールアドレスやLINEアカウントの登録が発生すると報酬を受け取ることができるため、嘘の情報で登録を誘導するページやSNSアカウントが数多く存在しています。
ナビナビの総評
管理人の意見としては、オススメできません。
アフィリエイト報酬狙いのオプトインアフィリエイトですから、ナビナビからすれば、紹介先の副業のことなんてどうでもいいのです。
ただ、ナビナビ経由でリンクを踏んで、LINE登録なりメール登録なりしてもらえれば、報酬がはいるわけですから。
紹介先の副業にロクなものはありませんし、時間の無駄です。
以上、「ナビナビ」についてでした。
