本日は、『YouTubeTechnique極』というYouTube関連商材についてまとめます。
YouTubeTechnique極セールスコピー
まずは、セールスページのコピーをピックアップしてみます。
引用元：http://yutubecom.org/kiwami/
- 広告も使わずお金も使わないで、高評価を増やしたい動画に高評価を増やしていく方法をご存知ですか？
- 他に、お金も使わず、再生回数を増やしたい動画に再生回数を増やす方法は、ご存知ですか？
- あなたが知らない事、知りたい事を 掘り下げて教えていくのが、今回の「KIWAMI」なのです。
- 今のあなたでは、想像できないテクニックやノウハウと、今までにない、結果を手に入れる為の唯一の選択肢「KIWAMIを手に入れる事」
費用をかけることなくYouTubeの再生回数を増やすノウハウを学べる教材とのこと。
こちらのセールスページ、2015年12月15日の魚拓が残っているので、少なくとも2015年末から公開されているということになります。
特定商取引法の表記
| 販売社名 | 株式会社アドシステム |
|---|---|
| 運営責任者 | 久米 妥 |
| 所在地 | 〒2760014 千葉県八千代市米本1359番地 |
| 電話番号 | 050-3011-2893 |
| 顧客対応担当者 | 小西和夫 |
| サポートメールアドレス | konisi@yutubecom.org |
| 販売ＵＲＬ | http://yutubecom.org/kiwami/ |
こちらの商材、ASPであるアドモールで販売されているため特商法の販売社、運営責任者、所在地、電話番号はアドモール運営会社のものですので注意が必要です。
商材制作者の連絡先として提示されているのはメールアドレスのみです。
上記の特商法は主なものを一部抜粋して掲載しています。
特定商取引法（特商法）とは
特定商取引法は、消費者トラブルがおこりやすい取引類を対象に、消費者の利益を守るために定められた法律です。
重要事項を表示することを義務付け、また、虚偽・誇大な広告を禁止しています。
特商法の表記があるから絶対安心というわけではありませんが、販売業務を行うにあたっては表記が義務付けられています。
特定商取引法（特商法） クリックで詳細表示
特定商取引法に基づいて、インターネット上の取引では
- 販売価格（役務の対価）（送料についても表示が必要）
- 代金（対価）の支払時期、方法
- 商品の引渡時期（権利の移転時期、役務の提供時期）
- 申込みの期間に関する定めがあるときは、その旨及びその内容
- 契約の申込みの撤回又は解除に関する事項（売買契約に係る返品特約がある場合はその内容を含む。）
- 事業者の氏名（名称）、住所、電話番号
- 事業者が法人であって、電子情報処理組織を利用する方法により広告をする場合には、当該事業者の代表者又は通信販売に関する業務の責任者の氏名
- 事業者が外国法人又は外国に住所を有する個人であって、国内に事務所等を有する場合には、その所在場所及び電話番号
- 販売価格、送料等以外に購入者等が負担すべき金銭があるときには、その内容及びその額
- 引き渡された商品が種類又は品質に関して契約の内容に適合しない場合の販売業者の責任についての定めがあるときは、その内容
- いわゆるソフトウェアに関する取引である場合には、そのソフトウェアの動作環境
- 契約を２回以上継続して締結する必要があるときは、その旨及び販売条件又は提供条件
- 商品の販売数量の制限等、特別な販売条件（役務提供条件）があるときは、その内容
- 請求によりカタログ等を別途送付する場合、それが有料であるときには、その金額
- 電子メールによる商業広告を送る場合には、事業者の電子メールアドレス
などの表記が義務付けらています。
参照：特定商取引ガイド
小西和夫とは？
商材の制作者と思われる小西和夫とはどんな人物でしょう。
セールスページに経歴など見当たりませんし、検索しても全く情報が出てきません。
ただ、数年前からアフィリエイト系商材やYouTube系商材を販売しているようで、報酬目的の商材紹介ページがいくつか引っ掛かりますね。
この人物の商材を実際に購入した人のブログなどは見つからず。
とにかく商材を乱発して利益を得ようとしている感が否めません。
YouTubeTechnique極の料金は？
販売価格は
18,800円（税込）
買い切り価格になります。
先行販売価格らしいです。6年以上先行販売してることになりますね。。。
返品・返金保証は無しです。
サポートは購入後30日間のメールサポートとのこと。
YouTubeTechnique極のここがダメ
商材についてネット検索してみても、購入レビューや口コミは皆無。
売れていないのでしょうが、一応セールスページから見えるNG点をいくつかまとめてみます。
商材が古すぎる
もうコレに尽きます。
waybackmachineでセールスページのアーカイブを調べると、一番古いものは2015年12月15日になります。
セールスページの内容も2015年末と6年以上たった現在と同じものです。
規約や仕様の変更が頻繁にあるYouTubeで、6年前のノウハウが役立つとは到底思えません。
制作者の実績が不明
セールスページでは、商材制作者の小西和夫のYouTubeでの実績が明らかにされていません。
それなのに、再生回数が伸びるノウハウとか、知られざる数々のテクニックなどと言われても到底信用することなどできません。
実際にノウハウを実施することでどれくらい再生回数が伸びたのか、証拠を見せることで信ぴょう性はUPするでしょうに。
謎の先行販売価格
先にも述べましたが、2015年末の時点で価格が先行価格（18,800円）であるとうたい、6年以上たった今でも先行価格です。
通常販売価格は24,800円とのこと。
こちらの二重価格表示ですが、通常価格で販売された形跡はありませんので「通常販売価格」は実態のないものといえます。実体のない価格表示を行った場合には景品表示法違反も考えられます。
YouTubeTechnique極の総評
今回の商材
管理人の意見としては、全くオススメできません。
古い商材ですので今更購入する方もいないでしょうが、一応注意喚起のために記事を残しておきます。
以上、「YouTubeTechnique極」についてでした。
